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2月3日(日)サトウキビ工場の蒸気機関車
朝食。
サラダ、ベーコンエッグ、トースト、バナナ。
今日はKさんも一緒にちょっと遠出。
ドゥマゲテの北の方にあるbaisという街に、さとうきびの工場がある。
そこの中にある、かつて工場で使われていたという蒸気機関車を見に行く。
ドゥマゲテがあるここネグロス島は、フィリピン一の砂糖の生産地。
ドゥマゲテ市内でも、サトウキビを大量に積んだトラックをしょっちゅう見かける。
恥ずかしい話だが、私はこの土地の名産が砂糖であるということを昨日知った。KさんとOが教えてくれたのだ。
自分が住む土地の基本情報くらい調べておくのが大人の常識だ。本当に私ってやつは。。
スクーターの後ろに乗せてもらって、ドゥマゲテからひたすら海沿いを北上。
一時間弱ほどで目的の工場に着いた。
が、蒸気機関車がどこにあるのかわからない。工場の中だと思うのだが、観光用の入口が見当たらない。
工場の前にいた警備員さんに聞いてみたら、君たちは蒸気機関車の前をもう通り過ぎているよと言われた。
訝しみつつ来た道を戻ってみたら、
あった、蒸気機関車。
てっきり工場の中の、広大なサトウキビ畑の真ん中にあると想像していたら、工場とは別の、道路沿いの小さなスペースにポツンと展示されていた。
これはあれだ、北海道で言うところの時計台的ながっかりスポットだ。
道理でレビューの点数が低かったわけだ。
でも蒸気機関車自体は綺麗に保たれていて、とてもかっこよかった。
三人で写真を撮りまくった。
現在でも鉄道が整備されていないフィリピンで、100年前に蒸気機関車が走っていたなんて。
しかも人を運ぶのではなく、サトウキビを運ぶために。
当時海を越えて蒸気機関車を持ち込んだアメリカもすごい。
ドゥマゲテへ戻る途中、レストランに寄って昼食。
ドゥマゲテの西側のTwin Lake近くにある、とても景色のよいレストラン。
ここに来るのは3年前の留学中以来だ。
山の上からセブ島、スミロン島、さらにシキホール島まで見渡せる。
ドゥマゲテに来たら訪れて損はないお薦めスポット。
さらに足を伸ばして、Twin Lakeにも来てみた。
Kさんと私はTwin Lakeに来たのは初めてだったが、Oはもう数えきれないほど来ているらしく、かなり飽き飽きしていた。
Oからは、入場料(メモし忘れた…たしか一人150ペソくらい)の割に特別見るべきものもないと聞いていた。
確かに、ボートに乗れるものの、それ以外に何かあるわけではなかった。
でも湖は神秘的で、空気も澄んでいて、自然を愛でるには十分な場所だった。
湖にたどり着くまでのドライブも、いかにも南国の山の雰囲気で楽しい。
すっかりはしゃいでしまい、帰りの道ではついウトウトしてしまった。
「スクーターの上で寝たら死ぬぞ!」とOに叩き起こされた。
夕食。
金曜日に入り損ねたLantawで、三人でお腹いっぱい食べた。
よく寝てよく遊びよく食べた、良い週末だ。
*ドゥマゲテのお店位置情報*
Central Azucarera de Bais, Inc. – Millsite
Azalea Casitas
Balinsasayao Twin Lakes Natural Park
Lantaw Native Restaurant