Blog, ドイツ

海外転出したのに年金催促状が来てしまったら

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2016/10/1
ベルリン

 
ベルリンには4泊する予定で、うち1日は休息に専念するつもりだった。
それが今日である。
この日は本当にホステルから一歩も外へ出なかった。
部屋のみんなが外出したのをいいことにベッドでずっとゴロゴロしていた。

しかし休息日といっても、長期旅行者は何かと忙しい。
次はどこに行くか移動をどうするか宿をどうするかなど、常に調べ事が溜まっている。
そして滞りがちな関係各位との諸連絡や諸手続き、データのバックアップや荷物の整理。
ブロガーの場合は記事作成やサイトメンテナンスも加わる。
地味なところだと溜まりがちな洗濯物の一斉処理とかもある。

もはや休息日というより「作業日」と言った方がしっくりくる。
身体は休まるんだけど脳が疲れる。
長期旅行者の場合、ぶっちゃけ「観光」よりも、こういった「作業」で疲弊してしまうことが多い気がする。
時々つい「誰か代わりに全部マネジメントしてくれないかなー」と思ってしまう。
でも人にやってもらうと結局変えたくなるんだろうなぁ。
我ながらわがままだよなーとも思う。

 
で、この日やった作業の一つに、「出国前に住んでいた市の年金管理局に電話をする」というものがあった。
母から「実家にあんたの年金催促状が転送されてきてるよ」と連絡をもらったのだ。

てっきり任意加入の案内か何かかと思ったら、写真で送ってもらった文面を見る限り、文字通り「催促」だったので驚いた。
というのは、自分は出国前に海外転出届を提出して住民票を抜いてきているので、それによって年金の加入も外れているはずだったからだ。
実際、市役所で同時に手続きした住民税の方は、一括振り込みがちゃんと実行されており、その後何の督促も来ていなかった。

 
何かの間違いだろうと思い、無視しようか一瞬迷ったけど、書面には「強制徴収の開始」「延滞料」など物騒な言葉が並んでおり、怖くなってしまい、とりあえず電話してみることにした。

 
で、ここからは自分の失敗談の共有です。
正直こういうバカをやらかすのは自分くらいだろうとも思うんですが、特に今現在世界一周準備中の方、失敗事例の一つとしてよかったら読んでみてやってください。

 
結論から言うと、自分は「海外転出」「住民税一括振込」の手続きはできていたんですが、「年金離脱」の手続きだけできていませんでした
この3つの手続きはそれぞれ窓口が別で、自分は年金の窓口だけ行っていなかったんです。

 
こんな愚行に走った理由は2つです。

まず、手続きのしくみを調べている際、幾つかのサイトで「海外転出手続きをすると、同時に年金および国民保険も任意加入に変わる」といった表現を目にしました。
自分はこの文章を「海外転出届を出すだけで年金も自動的に外れる」と曲解してしまいました。

さらに、実際に市役所に行き海外転出届を出すとき、窓口の人と以下のようなやりとりをしていました。

自分「これで年金も外れるんですよね?」
窓口「はい、そうですね」
自分「あと、住民税も催促が来ないようにしておきたいんですが」
窓口「あ、それは市民税課の方で手続きしてください」

と、何故か年金の手続きだけ教えてくれなかったんです。
私の聞き方・コミュニケーションが悪かった気もしますが、前述の思い込みもあって、年金の手続きも同時に終わったと勘違いしてしまいました。

そもそも、海外転出したら任意加入しない限り支払いたくても支払えないシステムなわけだから、年金の登録だけ生き続けるとは思わなかった。。

 
で、電話で問い合わせてこの事態が判明した結果、どうなったかというと、まず
「本人が窓口に来て手続きしないとどうにもならない」
と一点張りされました。
出国前に住んでいた、日本のとある都市の市役所まで、手続きのためだけにドイツから来いと。

い、い、行けるかー!!

ドイツにいるから行けないって何度言っても、「どうしても本人じゃないと…」と繰り返されました。
でもこっちはそもそも前述した通り「払いたくても払えない」状況なので、「じゃあ催促状を無視し続けるしかないですね…」と言うと、「ちょっと確認しますのでお待ちください」と。

で、ちょっと待った後、今度は
「ご家族の誰かに来ていただく必要があります」
と言われました。
関東の市役所まで、熊本の家族が来いと。

い、い、行けるかー!!

既に払いたくても払えないものを正式に払わないでいるための手続きのためだけに(←日本語)熊本から上京できるか!

でもこれもかなり一点張りされました。
「どうしても来てもらう必要がある」と。
こっちが何度「熊本から行けるわけないです」と言っても。

 
こりゃもう埒があかん。
まずこの人の上長に変わってもらって、それでも平行線だったらもう催促状を無視し続けるしかないと思った。
でも最後にダメ元で「本当に直接行くしか方法ないんですか? 郵送とかじゃ手続きできないんですか?」と聞いてみた。
そしたら再び「確認しますのでお待ちください」と待たされ、最終的に「郵送で手続きできます」と言われた。

なんでそれ最初から言ってくれなかったのーーー(´Д` )
よっぽど特別な処置なんだろうか。
うう、この電話1本ですげー疲れた。。

 
以上、役所の対応には正直ちょっと納得いかないところもあるけど、自分の確認不足・手続き漏れが最たる原因なので、深く反省します。。
母に代理受取・記入・返送をしてもらうことでなんとか解決できた。
ありがとうお母さん。。不甲斐ない娘でほんとごめん。。

 
ただ、これらの手続きは自治体によっても微妙に違うらしいので、自分が言える教訓としては、
「海外転出・住民税・年金それぞれの窓口に必ず全部行ってみる」
ってことかなと思います。

 
この失敗談、誰かの役に立つんだろうか…(´Д` )
ググっても似たような話全然出てこなかったし、こんなことになるのってやっぱり自分くらいなのかなーorz

気を取り直して、明日からはベルリン観光。

 
 
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2016-10-10 | Posted in Blog, ドイツ8 Comments » 

コメント8件

 よくないです | 2016.10.10 11:52

あなたの不十分な理解でこういう事態になっているのに自分は悪くないという考えがあるようで残念です。
そもそも旅なんて遊びでやっているわけですよね?それにも関わらず払いたくない、市役所なんて行けない、なんて喚くのははっきり言って不快です。
キツイ言葉で言いますが、まともに働かないで遊びほうけているあなたは社会にとっていらない存在なんですよ?
そういう立場をわきまえないでただ自分可愛さに発言するのは控えてください。

 Passoa | 2016.10.10 16:17

ははは、まったく同じことが自分にも発生してます。
実家から年金督促の連絡が来たって。
ことの顛末が自分と全く同じで、なんていうか・・・
でも、この年金絡みって住民票抜いたら支払い義務が無くなるって話はいくらでも出てきても
その手続きに関しての情報って全くないですよね。

 ま〜 | 2016.10.10 21:42

年金解約して最終的に海外移住するんですか?
私は国際結婚でその内海外移住の予定ですが
年金どうするか迷っています
免除とか滞納分もあるんですが、、、
もし自分が障害をもったりしたら
外国の日本の年金システムって意外にすぐれてますよね⁈
一度辞めて再加入だと貰える額減るだけじゃないんですか⁇

 シモーネ | 2016.10.10 23:41

>よくないです さん
いやぁ本当に、まさに「よくないです」よねぇ。。
不快なお気持ちにさせてしまいすみません。
ただ、このブログは私のブログですので、今後も自分の感じたことを発言していきます。
コメントありがとうございました^ ^

 シモーネ | 2016.10.10 23:45

>passoaさん
な、仲間ー!!
嬉しいです…!(って嬉しがっちゃいけないですねすみません^ ^;)
そうなんです、手続きの情報が全然見つけられなくて、きっとあまりに自明で滅多に間違えないんだろうなぁと一人凹んでました(´Д` )
いやきっと他にもいるはずー!w

 シモーネ | 2016.10.10 23:56

>ま〜さん
国際結婚から海外移住、素敵ですね〜!

「一度辞めて再加入すると貰える額減るだけ…」
はい、まさにその通りだと思います。

私の場合、ひとまず1年海外旅行するつもりで、年金を1年離脱したら将来の受給額がどれだけ減るかを調べました。
ざっくり年間2万くらいという情報を目にしたので、自分なりの基準で「それなら離脱しよう」と決めました。
年金制度が今後も維持されるのかや、自分の老後の状況など、色々勘案して自分で決断していくしかないんだろうなぁと思います。
ま〜さんが納得のいくご決断ができるようお祈りしています!

  | 2019.02.02 11:08

良くないですさん

あなたは間違っています。

そもそも、曲解させるような稚拙な文章を書くライターが悪い訳ですし、そもそも年金機構が国民に対し分かりやすく正しい文章情報を呈示していないからこのようなことが起こるのです。

役所の対応もマズいですよね。ブログ主も離脱する前は国民です。
国家公務員法で国民の遍く福祉を保証しているにも関わらず “郵送でできる“ 年金離脱申請を潤滑に案内できず、口先ばかりのいい加減な案内をするような役所の対応は “悪質” であり、ブログ主は何も悪い訳ではないです。

 シモーネ | 2019.02.03 3:08

>丁さん
おお、ありがとうございます…!
昨年再び海外転出しましたが、そのときはちゃんと年金手続きも案内してもらえました。
担当の方や市区町村によっても結構違いがあるのかもしれないですね。
この件は勉強になりました!

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