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アユタヤに一目惚れ
7時半起床。
今日は列車でアユタヤへ向かう。
部屋でお風呂入ったりインスタントラーメンつくったり、チェックアウトの12時ギリギリまで設備を行使しまくってからホテルを出た。
コロコロとハープとサブバッグを担いで、ホテルの最寄り駅まで歩く。
自分のあまりの荷物量に、心なしか道行く人がみんな心配そうに自分を見ている気がする。
ホテルを出るときもフロントのお姉さんに「本当にタクシーを呼ばなくていいのか」としつこいほどに確認された。
15分ほど歩いて最寄りのBTSナナ駅に着いたときは、顔から汗が滴り落ちていた。
駅に着いた時点で疲労困憊だったけど、高架上のホームに入るためにさらに必死で階段を上る。
チケットを買ってゲートをくぐると、今度は荷物検査。
どうやらバックパック以上の大きな荷物を持っている場合は検査を受けないといけないようです。
完璧にパッキングして南京錠までセットしていたコロコロとハープケースを「開けて中を見せてください」と言われて脱力する。
マジかー。。
いや、そもそもこんな荷物量のくせにタクシーを使わなかった自分が空気読めてなかった。
検査官のお姉さんもわざわざ調べたくないだろうに、ごめんなさい。
コロコロもハープケースも検査棒をかざすと「ビー」って鳴っちゃったけど、特に深く突っ込まれることなく通過させてもらえた。
ハープケースを開けてハープを見せたときは「えっこれハープ!? はじめて見た! すごいね!」って喜んでくれた。
再パッキングしてゲートを去るときも「ご協力ありがとうございました!」って笑顔で見送ってくれた。
ヘトヘトだったけど救われた気持ちになった。
いや、でも自分のような荷物多い輩は、あんま無理して電車移動するべきではないなと反省もした。
そもそもこうまでしてハープ持ち歩いてるのがどうなんだって話もあるが。
ちなみにBTS(モノレール)は
ナナ駅の隣のアソーク駅で、今度はMRT(地下鉄)に乗り換える。
BTSアソーク駅からMRTスクンビット駅の乗り換えはずっとエスカレーターでとてもスムーズだった。
MRT駅の入り口でも荷物検査があったけど、なぜか見逃してもらえた。
自分以外の人も検査されていなかったから、BTSよりも甘いのかもしれない。
MRTは
ホームはこんな感じ。
この地下鉄は中国企業の協力でつくられたそうで、昨日のツアーのタイ人ガイドさんは「中国がつくったものは(日本企業と違って)安全性が不安だ」と言っていたけど、少なくとも見た目に関してはBTS以上に先進的だった。
※後日追記
実際は地下鉄が日本企業、BTSが中国企業でした。
大変失礼しました。。
終点のファランポーン駅に到着。
アユタヤへはここから発車する列車で行くことができる。
カウンターでチケットを購入。
「アユタヤに行きたいんですけど」と言うと時間とか何も聞かれず問答無用で渡された。
片道15バーツ(¥44くらい)。驚異的に安い。
アユタヤまでは1時間半強。
お昼ご飯を持参していなかったので、構内の露店でワッフルを2個買って食べた。
44バーツ(¥129くらい)。
でも列車の中で次から次へといろんな売り子さんが食べ物を売りに来るので、それを買って食べてもよかったと思う。
どのホームから出るのかさっぱりわからなかったので(後でよく見たらちゃんと掲示板に表示されていた)、ワッフルの売り子のお姉さんにホームを聞いて向かった。
列車は既に来ていて、念のため窓の外から中の人に「これアユタヤ行きます?」と確認して乗り込んだ。
が、列車の乗り位置が高くて、コロコロを持ち上げるのに一苦労。
見かねた中の乗客さんが手伝ってくれた。
うう、ありがとうございます。。
ご迷惑をお掛けしております。。
列車は定刻から15分ほど遅れて出発した。
中の雰囲気はこんな感じ。
出国以来、こういう長距離列車に乗るのが初めてでワクワクした。
こういう現地での移動も旅行の醍醐味だなぁと思う。
なのにいざ出発したらすぐ寝てしまった(←)
車窓の景色など一切見れなかった。
前の席に座っていたおじさまが「キミ、次がアユタヤだよ」って起こしてくれた。
なぜ私がアユタヤで降りるとわかったんだろう。
アユタヤ駅で降りたら、大勢の欧米人バックパッカーが同時に降りてきて納得した。
きっとこの列車に乗る海外旅行者のほとんどがアユタヤで降りるのだ。
アユタヤ駅の前ではたくさんのトゥクトゥクドライバーが待ち構えていた。
自分はすぐ近くの宿を既に予約していたので、そのまま直進して渡し船乗り場に向かった。
渡し船乗り場の雰囲気に早速やられた。
なんだこの旅情あふれる渡し船は。
そしてこのチャオプラヤ川の異国情緒たるや。
川好きにはたまらない景色が広がっていて、一気にテンションがマックスまで上がった。
が、例によって自分の荷物が多すぎた。
船乗り場までの階段上り下りにまた四苦八苦。
ここでも見かねた欧米人バックパッカーの男性が手伝ってくれた。
うーん、さすがに人の手を借りすぎかもしれない。。
やっぱり荷物のことはもうちょっとちゃんと考えないといけないと思った。
ちなみに渡し船の料金は片道5バーツ(¥15くらい)でした。
チャオプラヤ川の向こう側に着いてすぐの場所に予約していた宿を見つけた。
December house
シングル1泊¥1,328(アゴダ予約)
wifi、エアコン付き、ホットシャワー
とってもフレンドリーな金髪のイケメン白人男性と白人美女が出迎えてくれた。
全体的にとても綺麗で、船着場からも近いし良い宿だった。
何よりこの2人がいつもニコニコと親切に声を掛けてくれたのが嬉しかった。
周辺マップをくれるし、自転車やバイクも借りれる。
チェックインしてすぐ「今日16時からのボートトリップにまだ空きがあるけど参加する?」と聞かれた。
え、ボートトリップって、さっき一目惚れしたあの川を早速巡れるんですか?
そんなの参加しないわけがない。
内容を聞くと、船着場からチャオプラヤ川を時計回りに下って、「ワット・パナンチューン」「ワット・プッタイ・サワン」「ワット・チャイワタナラーム」の3ポイントを周るというツアーだった。
所要時間2時間で参加料は200バーツ(¥586くらい)。安い。
部屋で一息つく間もなく時間が来て、船着場からボートに乗り込んだ。
なんと自分以外全員白人旅行者だった。
こ、この中に切り込んでいけってか…!
英語力以前に人見知りで無理だった。
一体なんのためにフィリピン留学したんだ自分orz
海外一人旅のみなさん、こういう時も自分から積極的に話しかけたりしてるんですかね…? かっこよすぎる。
自分は「英語が全く話せない日本人お一人様」の風で完全1人旅モードに徹することにした。情けない。
でもボートトリップは予想のさらに上をいく楽しさだった。
寺や遺跡もさることながら、川から見える景色の世界観が素晴らしかった。
古くからの遺跡も、現在の人々の生活も、少しの違和感もなく川と共存しているように見えた。
どこか懐かしい日本人の原風景のような雰囲気も感じられた。
支流にかかる橋も一つひとつ味があって好きだったなぁ。
船着場に18時過ぎに戻り、そのままナイトマーケットに行ってみることにした。
宿からは徒歩15分くらい。
アユタヤのナイトマーケットは、今まで訪れてきたどのマーケットよりもこぢんまりとしていて、ゆったりと楽しめた。
海老揚げ40バーツ(¥117くらい)を買って食べた。
どっちも美味しかったし、売り子さんがとても愛想良くしてくれて嬉しくなった。
微笑みの国ってこういうところを指してるのかなぁとか思う。
着いた初日にしてアユタヤのことが大好きになった。
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コメント4件
Passoa | 2016.08.11 1:12
バンコクのMRTってBTSに比べて検査甘いですよね
てか、私が2月にいたときは検査自体してなかったです。
自分の場合はバンコクが長かったので、ここがやっぱりホームって感じですごく懐かしい感じがする。
シモーネ | 2016.08.11 1:40
Dear Ljs
Your brother said the same thing to me.
Haha
Thanks your cheering!
シモーネ | 2016.08.11 1:43
>passoaさん
おお、やっぱりMRTの方が甘いんですね〜
やっぱり長くいた場所には懐かしさが芽生えますよね。
私はもうドゥマゲッティが恋しくて、、、
Ljs | 2016.08.10 20:10
It seems heavy to carry around alone.
Cheer up!