Blog, フィリピン
バロットだけはご勘弁を
2016/4/4
留学1日目(ドゥマゲッティ)
7時起床。
顔洗って着替えて食堂へ。
自分が入学した学校は平日3食と休日1食(朝食)の費用が基本料金に含まれている。
朝食はパン、おかゆ、おかず1品、ゆで卵、スープ、オレンジ。
日本食の味付けで美味しかった。
今日は今現在の英語力を測るための実力テストを受ける。
ちなみにこの学校の授業はすべてマンツーマンで、講師がそれぞれ各生徒の部屋を訪れて行うスタイルだ。
生活と授業の拠点となる私の部屋がこちら。
広くて清潔で非常に快適です。
シャワーとトイレも部屋に付いている。
部屋で待っていると、8時にスピーキングテスト担当のJ先生が来た。
とっても優しくてフレンドリーな女性講師。
まず私に英語版ニックネームを付けてくれた。
(本名はどうも発音しづらいらしい)
gemi(ジェミ)
どうも、今日からジェミです、よろしくお願いします。
スピーキングテストは10項目の質疑応答だった。
質問自体は「出身は」「家族は」「好きな映画は」などとても簡単なものだ。
「あなたの長所は」の質問に対して日本語ですら答えが思いつかず、「I like every food」とかわけのわからないことを答えてしまった。
そしたら「じゃあバロットも試さないとね!」と言われ、バロットってなんだろうと思ってググったら、自分にとってガチで無理系の食べ物(孵化直前の卵)だった。
いつかすすめられたらどうしよう。
そういえば台湾の臭豆腐も衝撃だった。
10メートル先まで香る強烈な匂い。
ネーミングもダイレクトにも程がある。
宿の同室の子が「日本の納豆も海外の人からするとあんな感じなんでしょうね」と言ってて、なるほどと。
いや待て待て、納豆の円はせいぜい2メートルだろう。
てか自分、全然「I like every food」じゃないじゃん。
続いて9時から筆記テスト。
スペルとか書ける気がせんなと思っていたら、TOEIC(マークシート方式)だった。
まずヒアリング。
わからなすぎてもはや英語にすら聞こえなかった。宇宙語だ。
続いてリーディング。
わからなすぎて途中でもう寝てしまおうかと思った。
これまでの人生でTOEICを受けたことは一度しかなくて、大学受験終了直後だったにもかかわらず300点台前半だった。
英語力はそこから下がりこそすれ、上がってはいないはずだ。
人生の節目でちょくちょく出てくる、驚異のヤマカンを発動してしまったんだろうか。
例えばセンター試験のときは模試すべてE判定だったにもかかわらず本番だけA判定という謎の結果を残した過去がある。
でも日本人スタッフのYさんが「実際のTOEICの採点とは違うのでブレがある」と教えてくれた。
なんだ。ちぇ。
てかテストで勘で良い点数を出したところで何の意味もないんだけどさ。
以上のテストの結果、
スピーキングレベル:5段階のうち下から2
グラマーやリーディングレベル:7段階のうちちょうど真ん中
という判定で授業をスタートすることになった。
テスト終了後、学校長のHさんがフィリピンと日本の関係性や歴史について簡単に講義してくださった。
知らなかったことも多く、例えば秀吉のキリスト教迫害時に多くの日本人がマニラに移住したことなんかは初耳で驚いた。
フィリピンに対するイメージがより具体的になった気がして、有意義な時間だった。
12時から昼食。
肉団子定食的なメニューでこれも美味しかった。
留学中は食事で困ることはなさそうです。
13時から改めて学校規則のオリエンテーション。そしてスタッフさんの紹介。
とてもアットホームな雰囲気で、それでいてしっかりしてそうな学校だ。
他の生徒さんたちも気さくで話しやすい。
ここなら8週間楽しく頑張れそうな気がした。
というか実際なんとしても頑張らないと。
そういえばフィリピンではトイレに紙を流せないと聞いてたんだけど、「え、別に流していいですよ」って言われた。
え、そうなの? めっちゃイメトレしてきたんだけど。
いやもちろん流せる方が嬉しいけど。
授業は明日からなので、午後はほとんどまるまる時間が空いてしまった。
近所を散歩しようと思っていたのに、昨日に引き続きうっかり寝てしまった。起きたら17時。
なんでこんなに眠いんだろうなーまぁおとといから昨日が徹夜だったし仕方ないのか。
18時の夕食までブログ書いたり英語参考書開いたりハープ練習したり。
時間見つけてそろそろ新曲の楽譜作りも進めたい。
夕食は肉じゃが的なものでやっぱり美味しかった。
前の職場の先輩に餞別でいただいたタンブラーでお茶を淹れて飲んだ。
美味しい。
色が偶然デスクライトとシンクロした。
時間の流れが「旅行」から「生活」に変化していくのを感じる。
写真をバックアップしたり家計簿つけたりして24時に就寝。
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