Blog, ベトナム

ファングーラオ通りで厳寒の候

2016/7/24
ホーチミン1日目

なかなか寝付けなかった割にぐっすり寝て、10時起床。
TVを観ながらのんびりチェックアウトの準備をする。

 

TV観たのいつぶりだろう？
日本出てからずっと観てない（youtube除く）から、丸4カ月ぶりか。
日本ではTV観ない日なんて1日たりともなかったのに。
てかベトナム語が思わず笑っちゃうくらい全くわからない。

 
12時にホテルをチェックアウトして、空港に戻ってバスでファングーラオ通りへ向かう。
空港へ戻る途中もたくさんのタクシーやバイタクが声掛けてきたけど、にっこり笑って「No need」って言うとすぐ離れていってくれた。

 

今年3月から運行を始めたという109番バス。
黄色い大きな車体が目立つのですぐ見つかる。
ファングーラオ通り（終点）までは20,000ドン（¥95くらい）。
新しい車体で空いてて涼しくてwifiも使えてとても快適だった。

バスの車窓からホーチミンの街を眺めた。
ベトナムと聞いてパッと浮かぶのは、社会主義国家、ベトナム戦争、ミス・サイゴン、フランス統治時代…自分の拙い知識だとこれくらいしかない。
あとはご飯が美味しいとか、家具や雑貨がおしゃれだとか。
とりあえずホーチミンの街は、賑やかだけど綺麗で、随分と洗練された都会に見えた。
長閑なドゥマゲッティから来たから余計そう感じたのかもしれない。

 

建築を見て「ああ、キリスト教の国から仏教の国に来たんだなぁ」と実感した。
今朝になっても淋しくてメソメソしていたけど、車窓から景色を眺めながら、やっと旅行のワクワク感を思い出してきた。

 
ファングーラオ通りには大体30分くらいで着いた。
地図によると、予約してある宿は降りた場所からかなり近いはずなんだけど、昨日に引き続き今回も迷いに迷った。
あまりの見つからなさに心折れかけたほど。

30分くらい彷徨ってやっと、「え、もしかしてこの路地ですか？」って道を見つけた。

 

ちょ、こんな「ローカル以外お断り」感満載の路地、見つけられないよ(´Д` )
それともこのくらいは、世のバックパッカーの皆さんにとってはビギナーレベルなんですか。
まーなんにせよ見つかって良かった。

 


Ngoc Thao Guesthouse
6人男女混合ドミトリー
1泊¥877（アゴダ予約）
ホットシャワー、フリーwifi、朝食付き

若い女性のスタッフさんが迎えてくれた。
ただ、部屋に入れるのは14時以降なので、それまで荷物はロビーに置いておいていいですよとのことだった。
お言葉に甘えてハープとコロコロを置かせてもらって、お昼を食べに行くことにした。

 



バックパッカーの聖地と言われるファングーラオ通り。
たくさんのゲストハウスやレストラン、ツアー会社が並んでいて活気に溢れている。
欧米人のバックパッカーがとても多い。
路地の雰囲気や漂う匂いは台湾と少し似ている気がした。
スリが多いとも聞くけど、ちょっと歩いてみた限りではそこまで危ない雰囲気はしなかった。

 



デタム通りを越えた先の小さい路地にあったレストランに入った。
ASIAN KITCHEN
おしゃれな店内で、店員さんもとても愛想が良くて素敵なレストランだった。

 

マンゴーシェイク
生春巻
チキンフォー

全部で150,000ドン（¥709くらい）。
もー文句なしに美味しい。
超幸せ。

 
一度宿に戻って部屋に荷物を運んだ。
4階だったからキツかった。。
スタッフのお姉さんが「良かったら人を呼びましょうか」って聞いてくれたのに見栄はって断ってしまった。
素直に甘えりゃよかった。

 
再び宿を出て、明日のメコン川クルーズと明後日のカンボジア行きバスを予約しに行った。
そうなんです、来たばかりなのにもう出ちゃうんです、ベトナム。
フエとかハノイも行ってみたかったけど、今は先を急がないといけない。

 

TNKトラベル
どちらもここで予約しました。
メコン川クルーズ726,000ドン（¥3,433くらい）
プノンペンへの片道バス308,000ドン（¥1,457くらい）

メコン川クルーズはもっと安い現地ツアーがたくさんあるんだけど、ランチが豪華そうだった（←重要）のでここにした。
６カ国をまたいで流れる悠久のメコン川…！
超楽しみ。

 
予約が終わった後、そのまま歩いて近くのベンタイン市場へ行ってみることにした。

 

電線を渡るリス。…リス？

 

セパタクロー！ みなさん上手。

 
ベンタイン市場到着。

 




デカイ！
色とりどりの雑貨、野菜、果物、見てて飽きない。
ただ、地元のというよりは観光客の活気を感じる市場だった。

 

この左の皿が、好きなんだよね

 

これでもかってくらいベトナムコーヒー

 

アオザイの難易度の高さたるや

この市場でトランプもゲットした。
150,000ドン（¥709くらい）。
値切るべきだった気がする。ちょっと後悔。

 
日が沈む前に宿に帰って、ブログ書いたり調べ物したりして過ごした。
ドミトリーはほぼ満員で、ほとんど欧米人の方だった。
日本人宿以外のドミトリーは初だったので、よく聞く「夜中まで騒ぐ奴がいる」「カップルでいちゃつきだす奴がいる」といった事態を想定して耳栓を用意してスタンばってたんだけど、皆さんものすごく静かでむしろこっちが恐縮するくらいだった。

ただ、クーラーが効きすぎて激寒だったので、寝袋を発動した。
寝袋超暖かい。こんな小さくて軽いのにどうなってんだ。
そして欧米人のみなさんはそんな極寒の中でも暑そうだった。
遺伝子レベルの違いを感じた。

 
22時半就寝。

 
 
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