Blog, 出発前_雑記
一番怖いかもしれないこと
ひろき君のバスキングを聴きに、再び渋谷に行ってきました!
札幌から大阪までチャリ旅中!
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「浜崎拓輝の世界一周日記」
バスキングの前に、一緒に夜ご飯。
今回はネパール飯!
モモもカレーも美味しかった。
あーやっぱりネパールも行きたいなーーー
渋谷「のんべい横丁」で、隣に座って聴かせてもらいました。
ん〜やっぱりいい声だ!!
たくさんの人が立ち止まって聴いてくれて、
たくさん話しかけてくれて、
たくさんお金を入れてくれた。
それをずーっと隣で見ていた。
地面から見上げる渋谷、すごく面白い。
普段立って見ている渋谷とは全く違う景色に見えた。
地べたに座るだけで、自分自身が、
普段纏っているあらゆる「皮」を脱ぎ捨てたような気持ちになった。
行き交う人がみんな、すごく身近に感じた。
人生で初めての感覚だった。
「息子も音楽をやってるんだ」と嬉しそうに語る酔っぱらいのおじさん。
人が集まる場所をアドバイスしてくれる学生さん。
座り込んでじっと歌に聴き入るお姉さん。
隣で笑顔で応援してくれる居酒屋キャッチのお兄さん。
一度行き過ぎてからわざわざ戻って来て、
財布の小銭を全部入れてくれた人もいた。
今日ここに居なかったら一生出会うことがなかったかもしれない人。
一生交わすことがなかったかもしれない言葉。
衝撃的だった。
頭がパンクしそうだった。
知らなかったんです。
人間同士って、別にかしこまらなくても、明確な理由がなくても、
ほんの少しのきっかけだけで、こんなにフラットに出会えるもんなんだね。
自分の人生にはなかったものだった。
同時に怖くなった。
渋谷の路上でたった3時間、
歌を隣で聴いていただけで、頭がパンクしてしまう自分。
これからせっかく見知らぬ土地をたくさん旅しても、
そもそも脳のキャパがこんなに小さいのに、
出会う「未知」を、ちゃんと受け止められるんだろうか。
30年以上生きてきて、少なくとも
自分がどういう人間かくらいは知っているつもりだったけど、
それさえも自信なくなった。
私はきっと、自分の想像の何十倍も無知で、未経験で、
自分自身気づけてない「私」が、まだまだたくさんいるんだろう。
未知の経験に直面したときに現れる「見知らぬ自分」に向き合うことが、
今の自分にとって一番怖いことなのかもしれないと思った。
でも、今このタイミングで気づけてよかった!
きっと出発してからも何度も怖くなるんだろうけど、
自分のペースで、一つひとつ乗り越えていくしかないんだろうと思う。
それにやっぱり、知らないまま時を経てしまって、
後悔することの方が怖い。
世界一周を終える頃には、
どんな「未知」でも歓迎できちゃうくらい、
自分のキャパを広げられていたら嬉しいなー。
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