Blog, フィリピン2

[帰国まであと2日]一番喜んでもらえたもの


日本で旅に憧れていた頃、先人のみなさんの世界一周ブログを読むのが毎日の楽しみでした。
だから自分も世界一周するときはブログを書いて、どこかで誰かの気分転換になれたらいいなぁと、厚かましいことを思っていました。

 
で、実際ブログを始めてみると、ブログそのものよりも写真にすごく反響がありました。
「海外に行ったらこんなに綺麗な景色が見れるんだね」「自分も行ってみたくなった」と言ってもらえたりしました。
これが本当に嬉しかった。
読者だけでなく、旅中出会った人に写真を渡すと喜んでもらえたパターンもとても多かったです。
旅の終わりを目前にして改めて、自分のブログで一番誰かに喜んでもらえたのは写真だったんだなぁと実感しています。
もちろん、自分自身にとってもかけがえのない財産になりました。

 
で、ときには「使っているカメラを教えてほしい」「撮るときはどんなことに気をつけているのか」など、アドバイスを求められることもありました。
これも恐縮しつつもすごく嬉しかったです!

前職で写真を扱う仕事をしていたものの、撮影することに関しては完全にど素人です。
でも素人ながら、自分なりに少しずつ工夫を重ねて撮っていたので、その努力が実ったような気がしました。
写真を誉めてくださったみなさん、本当にありがとうございました!!

 
ご安心ください、決して思い上がったりはしません(´Д` )

自分が所詮ど素人なのは、誰よりも自分が一番よくわかっています。
別に必要以上に卑下するつもりもないけど、自分なんかよりずっとずっと素敵な写真を撮る人も、そういう写真が見れるブログやインスタもたくさん知っています。

でも、こんなど素人の工夫でも、どこかで誰かの役に立てるかもしれないと、このブログを通して思えたので、旅の最後にそれを書き残しておこうと思います。

 
 
まず、撮影と写真のスペックについて。

陸上カメラ:

CASIO デジタルカメラ EXILIM EX-ZR60PK 自分撮りチルト液晶 オートトランスファー機能搭載 EXZR60 ピンク
by カエレバ

基本的にプレミアムオート設定で撮影。
夕日、夜景などは都度「夕日モード」「夜景モード」に変更。

撮影例:


 
水中カメラ:

Nikon デジタルカメラ COOLPIX AW130 オレンジ
by カエレバ

撮影例:

 
加工:
カメラからiPadへ写真データを転送

iOS標準搭載の「写真」アプリで開く

角度調整、トリミング、色補正など
※最も頻繁に使用した補正はデフォルトの「クローム」と「トランスファー」

加工例:
〈加工前〉

〈加工後 ※クローム〉

 
 
「加工」は反則か否か

ときどき「無加工こそ正義」という主張を目にすることがありますが、個人的にはそれはちょっともったいないんじゃないかなぁと思っています。
じゃあ加工しないことが被写体のありのままを伝える最良の方法かというと、そんなことないと思うからです。
目に映る現実の世界を、機械で二次元に切り取る時点で、加工しようがしなかろうが、実際の風景と写真とは違って当然だと思っています。
(「無加工」=「ありのまま」ではない)
むしろ「自分が実際に見て受けた印象に近づける」ための加工、という捉え方がしっくりくる気がします。

もちろん、いじればいじるほど実際の印象とかけ離れていくことも多いし、しっかりとした技術が必要なことだとも思います。
ちなみに自分の場合、こんだけ偉そうに語っておきながら加工技術ははほぼ皆無、だからiOS標準搭載の加工機能のみで取り繕っているという体たらくぶりです。
(そもそもPC無しRAW無し現像無しな時点で語る資格なしかもしれん。。)

それでも、やっぱり加工しないよりはする方が好きだなぁ。
加工している時間は、写真に対して丁寧に向き合っている気持ちにもなれます。
最低でも角度調節とトリミングくらいは、やって損はないのではないか。
これはもう加工というより、「人前に出る上での身だしなみを整える」みたいな気持ちでやってます。

で、自分のような素人コンデジユーザーの旅行者には、iOSの加工機能は手軽でとってもオススメです!
旅行中は写真の整理だけでも一大仕事で、それを現像からとなるとさらに大変ですからね。
でも元データをちゃんと高解像度で持っていたい場合は、やっぱりRAW必須だと思います。
後々写真を売りたくなったりしたときも便利ですしね。
自分は次の機会は一眼レフ+PC+フォトショにチャレンジしたいなぁと思っています。

 
 
ブログ掲載時のリサイズについてどうしても物申したい

これはもう自分の写真がどうこうというより、旅ブログを愛好する一読者としての悲願です。

ブログに掲載されている写真について、貼り込みサイズぴったりもしくは若干大きめくらいにリサイズされてしまっているケースをときどき見かけます。
個人的には、これがもう、
ものすごくもったいない!!!!
と思っています。
高精細ディスプレイを採用している端末で見ると、せっかくの素敵な写真がボケてしまうからです。
シェア率の高いApple製品もRatinaディスプレイなので、2倍の解像度(サイズ)で貼らなければ画像がボケてしまいます。
つまり、私の唯一のデバイスであるiPadではボケた写真しか見れないんです(泣)

もちろん、全写真を2倍サイズで貼ればその分容量を食ってしまうし、そもそも写真をそんなに重視していないブログには不要でしょうが、素敵な写真をたくさん紹介している旅ブログには、個人的には是非画質を重視してほしい!
だってせっかくの素晴らしい写真が、Appleってだけでボケて見えちゃうなんて、本っ当にもったいない!
旅ブログファンだからこそ、本来の解像度の写真が見たいんです。

もしこれを読んで「あ、そうだったんだ」ってなった方は、よかったらこれから是非、貼り込みサイズを2倍に変えてみてください!
でもその結果容量が逼迫して何か起きても責任は取れません、あしからず(←)

 
以上、シモーネ的写真撮影の振り返りでした。
ウェアラブルカメラに手出したりしたら、またどかーんと世界が広がるんだろうなぁ。

 
 
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2016-02-17 18.33.26
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2016-12-19 | Posted in Blog, フィリピン2No Comments » 
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