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君が何でも僕は構わない

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世界一周「行きたい所よりやりたいこと」シリーズの中に、
ベイカーストリートでブロマンスに想いを馳せたい
というのがある。

 
と言っても自分はシャーロキアンではなくて、
BBCドラマ「SHERLOCK」の大ファンなんです。

作中で現代版シャーロック(ホームズ)とジョン(ワトソン)が住んでいるあの家は、
実際はベイカー街ではなく、ロンドンのユーストン・スクエア駅付近にあるらしい。

隣のカフェ「Speedy’s」は現実にも営業していて、
シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチや、
ジョン役のマーティン・フリーマンの写真が飾られているとか。
もー絶対行きたい。
なんとしても行きたい。

 
ちなみに本当のベイカーストリート221B(※)には
「シャーロックホームズ博物館」があり、
いわゆる「ホームズとワトソンの部屋」が再現・保存されているそうです。
こっちも是非行きたい。
※博物館の場所を221B番地とする解釈には異論もあるらしい

 
 
で、せっかくのイギリス・ロンドンとなると、
こっちも外せないですよね。

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キングスクロス駅9と3/4番線

はい、ポッタリアンまではいかないけど、
原作と映画は全シリーズ観ている程度のゆるファンです。
要するにミーハー。ロケ地巡りが大好きです。

ハリーポッター的には、ロンドンから足を伸ばして、
こっちにも行きたい。

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ホグワーツ魔法魔術学校(オックスフォード)

 
他にも、イギリスを舞台にしている好きな作品はたくさんある。
ブレイブハート
ノッティングヒルの恋人
ダヴィンチ・コード
ミス・ポター
etc.

周れる限り周りたいけど、そもそも入国審査通過できるかと、
イギリスに辿り着く頃にちゃんと予算が残ってるかが心配だ。

 
 
こんな風にイギリスロケ地巡りを妄想しながら、
英語の勉強も兼ねて、「SHERLOCK」の英語字幕を読み返したりしている。

ストーリー運びやトリック自体に「言葉遊び」が頻繁に使われているので、
英語の使い回しや表現がなんともザ・ネイティブでおしゃれでよくわからんくて難しい!
そもそも各エピソードのタイトル自体も原作のモジリになっている。
シャーロキアンで英語マスターだったらきっとさらに楽しめるんだろうなー。

 
シーズン1「A Study in Pink」で、
ジョンがシャーロックに言うこのセリフが大好きなんです。

***
I’m just saying, it’s all fine.
君が何でも、僕は構わない。
***

前後の流れなく英文だけで見ると「こんなにシンプルな表現だったとは」と驚く。
シャーロックは高機能社会不適合者だからとことん孤独なんだけど、
ジョンがそれを一瞬で全受容する、すごく重要なセリフなんですよね。
言語って面白いなぁと改めて思う。

 
 
ところで、冒頭に記載した「ブロマンス」という言葉、ご存知ですか?
wikipediaではこんな風に説明されている。

***
ブロマンスとは、2人もしくはそれ以上の人数の男性同士の近しい関係のこと。
性的な関わりはなく、ホモソーシャルな親密さの一種である。

***

もっと噛み砕いて言うなら、
「男性同士の、共依存を伴う、友情以上の絆」
って説明でもいいかもしれない。

自分、BLの気は無いんですが、ブロマンスは大好物です。
フィクションは大体ブロマンス視点で観てしまっていると思う。
例えば「HUNTER×HUNTER」のゴンとキルア。
「バクマン。」のサイコーとシュージン。
「X-MEN」のプロフェッサーとマグニート。
フィクションじゃないけど、ジャニーズもブロマンスの巣窟ですね。
こんな感じで、挙げだすとキリがない。
多分これもシンデレラ・コンプレックスと同じで、
エンターテインメントとして受ける鉄板シチュエーションの一つなんだろう。

 
「SHERLOCK」のシャーロックとジョンはまさにブロマンスの権化で、
おそらくクリエイター側も意図的にブロマンス需要を狙っていると思われる。
だからこそ出てくる「it’s all fine.」というセリフなんだろうなぁと。

まぁ、ブロマンスじゃなくても、素敵な言葉ですけどね。
君が何でも、僕は構わない
一生に一度でいいから言われてみたい。

 
 
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2016-01-03 | Posted in Blog, ルート, 準備No Comments » 
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