海外ノマド, Blog, フィリピン
コメディではなくリアル
食材が尽きてしまったので朝食は無し。
Oは学校の校長先生を空港へ送るため出かけていった。
Oの湿疹はますます酷くなり、発熱も継続。
これは何か栄養のあるものを食べさせんとまずい。
Oが出かけている間に、私も買い物に行くことにした。
DMの修正がクライアントの確認待ちなので、このまま年明けまで仕事はオフにすることにした。
まずはdaro marketへ。徒歩でも15分くらいで来れる。
トマト3個、人参2本、ネギ2本、レタス1玉、マンゴー4個購入。計260ペソ。
やっぱりスーパーと比べると格段に安い!
前回来た時はちょっとふっかけられたかなと思ったけど、今回はそんな感じは一切なかった。かなりの明朗会計。
前回が私の勘違いだったのかもしれない。。
続いてすぐ隣のnorient fresh dairy productsで牛乳とヨーグルト購入。
計210ペソ。
最後にcity mallのスーパーで以下を購入。
ベーコン1kg 526ペソ
じゃがいもミニサイズ10個 77.72ペソ
玉ねぎ3個 127.68ペソ
食パン1斤 64ペソ
卵12個 91.5ペソ
板チョコ6枚 315ペソ
ホットケーキミックス 56.5ペソ
キッチンタオル 44.75ペソ
トイレットペーパー9個 184.75ペソ
計1,487.9ペソ
毎日の朝食・昼食を自炊するにあたって、買い物は週に約1回。
基本的に自分の分のみで、Oは食べたり食べなかったり。
日用品も含め一回の買い出しで平均¥3,500程度、夕食の外食費が1日平均¥700くらいとして、1週間の出費が¥8,500くらいか。
ううむ、もうちょっと節約した方がいいかも。。
そもそもこんなにざっくりじゃなく、月末にもっと正確に計算してみよう。
昼食。
調達した食材で早速、サラダ、牛肉と玉ねぎのポン酢炒め、たまご粥。
Oにはさらにヨーグルトとマンゴー。
Oは空港から戻った後しばらくぐっすり寝て、だいぶ回復してきたようだ。
午後、ハープの練習をしてから昼寝。
そしてダラダラとgame of thronesを観る。
夕食。
Lantawのすぐ近くのレストラン、hayahayへ。
ここも地元民にとても人気のレストランで、美味しい海鮮料理やバンド演奏のライブが楽しめる。
この日バギオからドゥマゲテに戻ってきた生徒のYさんとスタッフのMさん、そしてつい最近まで同じアパートに住んでいたフィリピン人男性の計5人で、久しぶりに賑やかな夕食になった。
私はO以外の人とまともに会話するのが結構久しぶりで、嬉しくてついはしゃいでしまった。
Yさんはバギオの感想と、ドゥマゲテとの違いを色々と話してくれた。
その後ドゥマゲテの治安の良さの話になり、さらに発展してマニラでの防犯対策の話になった。
主にスリや強盗にあわないための対処法と、遭遇してしまったときの対処法。
私はレイプ犯に遭遇した場合どうするべきかの話をした。
物を盗まれても犯人を追いかけない、強盗にあったら抵抗せずお金を差し出す。
そして、女性がレイプ犯に襲われてしまった場合も、答えは同じだ。身体を差し出すしかない。
ただひたすら耐えて一刻も早く終わるのを待つしかない。殺されたくないならば。
お金を差し出すよりもさらに理不尽で生き地獄だが、これが現実だ。
女性旅行者のレイプ被害で最も有名な国の一つがインドだ。
最近も一人旅をしていた韓国人女性が、レイプされ殺害されたとOが教えてくれた。
Oは「なぜ危険な地域だとわかっているのに訪れるのかわからない」と言った。
そして「女性は海外旅行に楽観的すぎる。夢を抱きすぎている」とも。
その意見には正直耳が痛い。
私自身、幸運にも危険な目には一度もあわなかったけど、ときにはかなり不注意に一人旅をしていた人間だ。
でも一方で、他人事のような意見にも聞こえて腹が立つ。
女性だからという理由で、女性は何をどこまで我慢しなければいけないのか。
どうしても見たいものを見に行って、その結果危険に遭遇してしまったときに、これからもずっと「女性側の不注意だ」と言われ続けなければならないのか。
もちろん、Oが言いたかったことはそういうことではないとわかっている。
だからこそ、単に「浅はかな女の不注意」じゃなくて、もっと別の建設的な言い方ができれば、お互い誤解が生じなくていいなぁと思う。
「男女ともに性差によって生じる不条理があるけど、それを無くしていくにはどうしたらいいんだろうね」とか。。
試しにOに「もし強盗がゲイで、凶器を突きつけられたままレイプされそうになったらどうするの?」と聞いたら、Oは呆れ顔で「そんなのコメディのシチュエーションだよ」と言った。
確かに、男性にとってはかなりレアなシチュエーションだろう。
でも我々女性旅行者にとっては、それはコメディではなくリアルだ。
おそらく女性バックパッカーの多くが、頭の中でシミュレーションしたことがあるはずだ。
一人旅をする上でそんな想像までしないといけない女性の現実を、男性にも理解してほしいなぁと思ってしまう。
夜になって、Oの全身の湿疹は少しずつ薄くなってきた。
Oより症状がひどかったMさんも、そうやらピークは越えたようだ。
ただ、手足の関節が痛いとのこと。
やっぱりジカ熱かデング熱かな?
とりあえず改善に向かってほっとした。
*ドゥマゲテのお店位置情報*
Daro Produce Market
NORIENT FRESH DAIRY PRODUCTS
CityMall Dumaguete
Hayahay Treehouse Bar and Viewdeck Restobar
コメント2件
シモーネ | 2019.01.02 12:30
あけましておめでとうございます〜!!
あ!そういえばミンダナオ島で地震ありましたね!
といってもドゥマゲテは震度ゼロで、私はyahooニュース経由で知りました^ ^;
24日にも地震があって、そのときはドゥマゲテも体感で震度1くらい揺れました。
ううむ、日本ほどではないにしても、フィリピンも地震怖い国ですね><
toyamau | 2019.01.02 7:23
明けましておめでとうございます。
Oさん快方に向かっているようで何よりです。
12/29にフィリピンで地震があった(日本にも小さな津波が来るかも)とニュースで取り上げられてましたが、ドゥマゲテでは影響ありませんでしたか?