Blog, ハンガリー
このときほど1人を淋しいと思ったことはない
ブダペストには5泊の予定だったが、実はこの記事を書いているリアルタイム現在もまだブダペストにいる。
街歩き初日にして「これはイカン」と思い、速攻でさらに5泊延泊を決めたのだ。
以降、毎日何かに追われるかのようにブダペスト各所を周りまくり、今ではすっかりこの街の魅力に取り憑かれてしまった。
今日から数日かけて、自分が経験したブダペストのあれこれをここで紹介していこうと思う。
実際に訪れるまで知らなかったのだが、ブダペストはドナウ川を挟んで「ブダ地区」と「ペスト地区」に分かれている。
その街並は「ドナウ川の真珠」と称されるほど美しく、特に夜景は絶品だという。
それは是非とも夜景を観てみたい!
でもこのときは、ブダペストが果たして夜1人歩きできるほど安全なのかわからなかった。
そこで目をつけたのが「ドナウ川ナイトクルーズ」だ。
ドナウ川岸なら宿から遠くないし、ブダ側ペスト側両方を下流から上流にかけて一度で満遍なく観れそうだしで、ビビリな自分にピッタリだ。
何よりドナウ川で船に乗れるなんてロマンが溢れすぎる!
早速こちらのサイトからナイトクルーズ18.33ユーロ(日本語音声ガイド、1ドリンク込)を予約した。
このサイト、なんと日本語も対応している。楽。
ただ、当日川沿いを歩いていると、ナイトクルーズにはたくさん種類があるようだったし、自分が訪れた9月初旬は当日予約なしでも乗れそうだった。
もし時間があれば、安くて良さげなクルーズを当日探しまわってみてもいいのかも。
自分が見かけた中ではナイトクルーズ1人8ユーロって船があったなぁ。安い。
川沿いの道を歩き、自分が乗る7番ドックに向かう。
港がたくさんあり、それぞれ雰囲気抜群の船が停泊していた。
7番ドックに着いた。
これが自分が予約した「レジェンド」というクルーズだ。
定刻19時半に出港。
座席は2階までありすべて自由席、上や端から埋まっていくようだった。
目当ての席がある場合は早めに行った方がいいのかも。
自分の場合は15分前に乗船して2階席は取れず、1階の端に座った。
さぁブダペストよ、「ドナウ川の真珠」と讃えられるその美の真髄を、
今こそ思う存分見せてみるがいい…!
(偉そう)
ハンパねー
「ドナウ川の真珠」マジハンパねー
夜景って黄金色だったのか…
知らなかったよ…
てか、これ、もういっそ「ヨーロッパの真珠」でいいんじゃないの…?(←他の夜景観たことないくせに)
これ以上の夜景なんて存在するの?
フィリピンを出て以来、もう何十回も思ってきたことだけど、このときほど「1人」を淋しいと思ったことはない。
彼氏と来たかったです。
てか彼氏と来るべきでした絶対(断言)
実は、今の彼氏とはまともにデートすらしたことないんですよ。
付き合い始めてから一緒に居られた期間がそもそも短かかったし、オープンにしてなかったから堂々と外出歩けなかったし、それ以前に向こうが相当淡白な人だし。
韓国人が「アジアのイタリア人」って、あれ嘘ですよみなさん。人による。(←当たり前だ)
まぁそうとわかってて好きになっちゃったからしょうがないんだが。
ああ、でも、
いや、だからこそ、
2人で来たかったなぁ。。
こんなところで、1人で、自分は一体何をやってるんだろう。
あれ、目から水が…
このときはガチで少しだけ泣いてしまった。
夜景に感動してならまだしも、1人が淋しくて泣いてしまった。
33歳のいい大人が。
かっこ悪すぎる。
にもかかわらず、ブダペストの夜景にすっかり悩殺された自分は、翌日以降も懲りずに夜景ハントに繰り出しまくるのだった。
※※※
夜のブダペストの街は、自分の主観ではほぼ全く危険を感じませんでした。
(日が暮れてからも人が多い)
ただ、荷物は前に抱えたり、小さい路地は通らないようにしたり、最低限の注意は払いました。
夜の街歩きは自己責任で、くれぐれもお気をつけください!
※※※
ブダペストにはドナウ川クルーズ以外にも夜景ポイントがたくさんありました。
滞在中に幾つか行ってきたので、追々記事で紹介していきます。
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