Blog, 出発前_雑記
万年片想い
かの名作少女漫画「ぼくの地球を守って」にこんなセリフが出てくる。
努力すれば必ず実る
そんな図式は生まれない
愛という分野に関してだけは
でも、最近ふと思うんです。
それって本当に恋愛だけの話か?と。
というのも、
ハープがなかなか上達せんとです…!
練習→録音→聴→凹→練習→録音→聴→凹のエターナルリバース。
こんなとき、どうしても逃げたくなる。
「人には向き不向きがある」という言葉に。
思えば、ダイエットしてた頃も
しょっちゅうこの壁にぶち当たっていた。
ダイエットって、停滞期っていうのがあるんですよね。
ラマダンばりの空腹に耐えて、吐くほど運動しても、
停滞期ってだけで、逆に体重増えちゃうこともある。
そんなときは心折れて、
そうか、私はきっと痩せない体質なのだ。
これは不可抗力なのだ。
って思いたくなる。
まぁダイエットに限らずなんにでも言えることだし、
根気強く続けてたらなんとかなることも多いんだけど。
ハープの弾き語りを始めてみて改めて、
歌って難しいなーと思う。
いまさら当たり前すぎるけど、
声って自分の素材そのまんまなんですよね。
楽器にも調子の善し悪しは多少あるけど、
声は楽器以上に調整が利かないし、ごまかしようがない。
だから自分自身を素材として見せる職業って本当に凄いなーと思う。
歌手、ダンサー、俳優、声優、アイドル、etc.
それに声というものは、持つ個性がとても強い。
どんな声にも、生まれ持った声質やキーがある。
すごく好きで「歌いたい!」と強く思う曲でも、
自分の声質とは全く合わないなんてことも頻繁にある。
逆に、聴くだけじゃピンとこなかった曲も、
歌ってみるとしっくりきて驚いたりもする。
汎用性が高い音質の楽器だったら、
どんなジャンルの曲でもある程度楽しく弾けちゃうんだけど、
声となるとなかなかそうはいかないから歯痒い。
ファッション改革をしてた頃も、似たようなことをよく思った。
「自分の着たい服」と「自分に似合う服」が一致しないんですよね。
ヘアスタイルやメイクも同じ。
この「好きが一方通行」な感じが、「片想い」に似ている。
でも、世の中には「カメレオン俳優」と呼ばれる方や、
「七色の声の持ち主」と呼ばれる方もいらっしゃるじゃないですか。
「努力すれば両想いになれるんだぜ!」的な方々が。
それともそれさえも生まれ持った才能か?
まぁそこまでいかなくても、
例えばファッションだったら痩せるだけでも幅が広がるし、
歌も練習してるうちに出せるキーが広がったりするし、
努力と工夫で賄える余地はきっとたくさんあるんだろうとは思う。
報われない片想いを続けるのはしんどいけど、
「自分の持ち味から目をそらさず、幅を広げる努力と工夫も怠らない」
というのが落としどころなのかな。
しんどいけど。
でも恋愛とか、相手側の都合が必須のジャンルに関しては、
努力と工夫を以てしても振り向いてもらえなかったら、きっぱり諦めないとダメだよね。
自分一人の問題じゃないからね。
ゴールが「あの人に振り向いてもらう」じゃなくて「相手を見つける」であれば、
努力と工夫次第でなんとかなると思いたいけど。
てことはやっぱり、冒頭のセリフは上手いこと言ってんだな。
うーむ。
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コメント2件
シモーネ | 2016.01.04 16:57
>ひろきくん
難しいよね〜!!(>_<)
もう全部声質のせいにしたくなるのを、なんとか堪えながら練習してます…!
ひろき | 2016.01.04 1:54
声って一番鳴らすのが難しい楽器ですよねー。
弾き語りは難しいです(^^;)
俺は何よりギターが問題ですが笑