Blog, フィリピン

見ず知らずの人に何故そこまで

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2016/5/1
留学28日目(スミロン島)

 
6時起床。

今日は、先々週末に行ったオスロブのすぐ近くにあるスミロン島に行く。
日焼け止めをたっぷり塗って、前日買っておいた朝ごはん(パン)を食べて、トライシクルに乗ってシブラン港へ。

8時発のフェリーを狙って行ったんだけど、列に並んでたら、自分の前の前の人くらいで売り切れてしまった。
フェリーの次の便は9時だけど、ボートだったら8時半に出るということで、今回はボートのチケットを買ってみた。
片道45ペソ(¥102くらい)。フェリーより安い。

 
が、8時半になっても9時になってもボートが一向に来ない。
9時半になってやっと乗り場へのゲートが開いた。
フィリピン時間ってやつですかね。

ボートってどんなんだろうなーとワクワクしてたら、

 
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思っていた以上にガチでボートだった。
救命胴衣つけないと乗れない系。
フェリーより安い理由がよくわかった。

 
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もう「アトラクションか」ってくらい揺れる。
船というよりアトラクション。
酔いやすい人は出港前でもうアウトだと思う。
自分はアネロン飲んでたので大丈夫でした。
でも出港しちゃえば、航海中はフェリーより揺れなかった。

 
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このときの運転手さんがイケメン(シモーネ基準)で、しばらくぼーっと見つめてた(失礼)
今のところフィリピンで出会った人の中で一番イケメン(シモーネ基準)。
「フィリピンのオーランド・ブルーム」の称号を差し上げた(勝手に)

 
30分後到着。かかる時間はフェリーとほぼ同じくらい。
フェリーとボートでは着く港が違っていた。
といっても歩いてすぐの距離。
ボートで着く港の方がこじんまりしている。

出口にたくさん待ち構えているトライシクルドライバーに「スミロン島に行きたい」と言うと、トライシクルじゃなくてバイタクを紹介された。
バイクの2人乗りやったことない! 超乗ってみたい!
てことで、バイタクにお願いして連れていってもらった。

バイクの正しい乗り方がわからなくて、怖くてお兄さんのお腹に手を回してしがみついてしまった。
他のバイタクを見ると、みんな座席につかまるかフリーハンドで乗ってた。
抱きついてるの自分だけじゃん恥ずかしいなーと思ったけど、怖くて離せなかった^^; ヘルメットも無いから落ちたら死ぬ。
バイタクのお兄さん、瘦せ型のイケメンだったけど、なぜかお腹だけポニョだった(←失礼!)
そう言えば、普段街で見かける人も、痩せてるのに下腹だけ出てる人が多い。
もしかして胃下垂の人が多いのかなー。栄養足りてないのかな。

 
ところでスミロン島への行き方を予め調べておいたんですが、島にある唯一のホテル「BLUE WATER」主催のツアーに参加する方法しか見つけられなかった。
平日1500ペソ(¥3404くらい)、休日2000ペソ(¥4539くらい)で、往復ボート代の他にランチビュッフェ、カヤック、トレッキング、シュノーケリング、プール利用などが含まれている。

なのでてっきりこの「BLUE WATER」の受付ブースに連れていかれるものと思っていたんだけど、ジンベイザメウォッチングポイントのすぐ隣の海岸に着いてしまった。
どうやら別の会社の発船場に連れてこられたらしい。
てか「BLUE WATER」以外にも行ける方法あったのか。。
まぁ行ければなんでもいいっちゃいいんだけど。

 
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海岸からはもうスミロン島がすぐ近くに見えた。

スタッフさんの説明を聞くと、どうやらこの会社の船で行くと内陸部には入れず、基本的にビーチで泳ぐだけになるらしい。
ボート往復1500ペソ(¥3404くらい)ビーチ利用料50ペソ(¥113くらい)。
まあランチは向こうで何か買って食べればいいかなと思って、ここの船で向かうことにした。

 
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ここから乗る船もボート。
乗るときに腰くらいまで海に浸かるので、ここで既に水着になっちゃうか、濡れてもいい服で行きましょう。

 
このとき乗り合わせたフィリピン人女性グループが「日本人?どこから来たの?」など色々と話しかけてくれた。
セブの日系企業で働いているというミリアムさん、ジェーンさん、その同僚さんたち(名前全員覚えられなかったすみません。。)
「1人で来た」というと「私たちと一緒に泳ごうよ!」と誘ってくれた。
え、マジですか、いいんですかと恐縮しつつ、ちゃっかり混じらせてもらった。

 
15分でスミロン島到着。
シキホールでもリロアンでも、息を飲むほど綺麗なビーチを見てきたけど、ここもすごい。

 
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なんちゅー色してんねん。

 
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ビーチの先はすぐ崖になっていて、島の中には入れないけど、この崖上には登ることができた。
景色最高!

 
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フィリピーナのみなさん、場所を見繕うと、なんと持参の布とその辺に落ちてる木の枝で、自分たちで日陰をつくり始めた。
結構ビックリしたんだけどフィリピンでは普通のことらしいです。

「ご飯持ってきた?」って聞かれて、「持ってきてないからその辺で買ってくるよ」って言ったら、「多分ここ何も売ってないよ」と。
え、マジですか。
はい、マジでした、何も売ってなかったです。
で、どうなったかというと、

 
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分けてもらっちゃいました。。申し訳ない。。
ミリアムさんたち、もう本当に本当に優しくて、
「ほら、日陰できたよ!ここに座って!」
「喉乾いたでしょ!はいコーラ!」
「ご飯お代わりあるよ!はいどうぞ!」
「魚もう一個食べる?骨に気をつけてね!」
「ほら、サラダももっと食べなよ!」
「氷水もあるよ、飲んで飲んで!」
って、ずっと世話焼いてくださった。

感謝と同時に、申し訳なさと「?」でいっぱいだった。
見ず知らずのジャパニーズツーリストに何故そこまで?
自分だったらできる気がしない。
驚異的なホスピタリティ。
そしていただいた料理はどれもすごく美味しかった。

 
みんなでお昼を食べた後、いよいよ海に入る。
荷物はなんとメンバーが交代で見張るということで、「あなたの荷物もここに置いていいよ!」と。
ああもう本当に申し訳ない。。
てかこの人たちに誘ってもらえてなかったら、自分どうなってたんだろう。
ご飯も食べれず荷物も置けず、海にも入れなかったかもしれない。
どう恩返ししたらいいんだろうと、逆に困ってしまった。

 
でも、意外なところで少しだけ恩返しができた。
水中カメラをめちゃめちゃ喜んでくれました。
ミリアムさんたち、自撮りがめちゃめちゃ好きらしく、

 
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撮りに撮りまくった。
特に潜って撮るのが彼女たちの大好物。
もう何度潜ったかわからん。
最後の方は全員息も絶え絶えだったw

会話自体はほんの少ししかできなかったけど、一緒に泳げてとっても楽しかった。
こんな風に誰かとキャピキャピ海で遊んだの、何年ぶりだろう。

 
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ミリアムさん、泳いでいる自分の写真も撮ってくれた。
撮るの上手いな!

 
彼女たちは今日中にセブに帰らないといけないので、自分より先に帰りのボートに乗ることになった。
「荷物はどうするの?」って聞かれて「まぁ適当になんとかします」と言ったら、なんとボートに交渉してくれて、ボートで預かってもらうことになった。
そ、そんな特別対応が可能なんですか…?
てかもう、ほんとに優しすぎる。
繰り返しになりますが、見ず知らずの怪しい日本人女に何故そこまで?
自分にできたのは、写真の送り先のアドレスを聞いて、サンキューソーマッチとアイムソーソーリーを連呼することだけだった。
いくらお礼を言っても言い尽くせない。
ミリアムさん、ジェーンさん、みなさん、本当にありがとうございました!!
写真は翌日無事送れた。喜んでくれるといいな。

 
ミリアムさんたちと別れた後も、ひたすら海で泳いだ。
1人になって時間もたっぷりあったので、平泳ぎの練習とかしてた。
実は自分、泳ぐのが致命的に下手で、クロールで25m1分くらいかかっちゃうし、平泳ぎもひと掻き30cmくらいしか進まない(←)
でも今日で平泳ぎ上達しちゃったかもしれない。ひと掻き1mくらい進んだもん。

ビーチから船着場までは人工(おそらく)の埋め立て道があって、そこを境に島に向かって右側が深め、左側が浅瀬になっていた。
自分は足がつかないのがどうしても怖くて、浅瀬の方しか入らなかったけど、あまり魚は見かけなかった。
シュノーケルするなら右側か、もっと沖の方がいいのかもしれない。

 
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水の透明度が凄まじい。ずーっと潜って見つめていたくなる。

 
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誰かがドローン飛ばしてた。みんな「イェーイ」って手を振ってた。

 
その後、フィリピンに来て(多分)はじめて、学校以外で日本人を見かけた。
なんか嬉しくてつい声をかけてしまった。
休暇で来たという男性と息子さん。まるまる1週間フィリピンに滞在すると言っていた。
そうか、そういえば日本はゴールデンウィークだ。

 
帰りの船でも、日本人グループと一緒になった。
自分と同じ語学留学の子達で、セブシティから来たと言っていた。
もっといろいろ話したかったけど、あっという間にオスロブに着いてしまった。

 
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ボートめちゃめちゃ揺れるのに、船員さん何もつかまらず舳先に立ってた。
すごいけど落ちたらどうするんだろう。。

 
帰りも行きのバイタクのお兄さんが迎えに来てくれて、リロアンまで乗せてもらった。
往復400ペソ(¥907くらい)。
前回5人でトライシクルで1人往復100ペソだったから、まぁ妥当か?
1人だとどうしても割高になる。

 
以下、ちょっと不確定情報も多いけど、スミロン島への行き方情報をまとめます。

・スミロン島行きのボートは「BLUE WATER」と別会社の2種類(←もっとあるのかも)

・「BLUE WATER」は出港場所不明。港で誰かに聞けば教えてもらえるかと
※1人一律2000ペソ(平日1500ペソ)
※人数による価格変動はなし(多分)
※ランチやシュノーケルなどが含まれている
※要予約との情報もあり(定かじゃありません、すみません。。)

・別会社の船はオスロブのジンベイザメウォッチングポイントのすぐ隣
※1人だと往復1500ペソ&ビーチ利用料500ペソ
※船代はシェア可能で、大勢で行くと一人あたりの出費が抑えられると思われる
※内陸部には入れない
※ご飯や荷物は事前対策が必要。オスロブでご飯済ませて荷物も預けるのがいいのかも

一番安く済む方法は、「フェリーが着くリロアン港でバスに乗ってオスロブまで行く→隣の発船場まで歩く→複数人数でボートをチャーターする」なのかな、多分。
でも1人で行くなら、どうせ割高なので、いろいろとセットになっている「BLUE WATER」のツアーの方が得かもしれない。WIFIも使えるっぽいし。
あるいは、現地でグループを見つけて混ぜてもらうとかかな。
トライシクルやバイタクで行くなら、「BLUE WATER」かそうじゃないかをドライバーに先に伝えるといいと思われます。

 
リロアン港で帰りのフェリーのチケットを買う列に並んでいたら、韓国人の若いご夫婦に話しかけられた。
「ここから出る船ってドゥマゲッティに着くの? 友達に教えてもらった港と違うみたいだから不安なんだけど」と。
どうやら友達に教わったのはボートの方の港らしい。
「どっちも同じシブラン港に着くよ。ボートの方が安いけど、もしかしたら今の時間はもう出てないかも。シブランに着いたら、ドゥマゲッティまではトライシクルやジプニーで行けるよ」と教えてあげた。

それでも不安らしく、「ドゥマゲッティまで一緒に行ってくれる?」と。
自分もドゥマゲッティに帰るわけだから全然構わないんだけど、外国で人に頼られると何故かやたらと緊張する。
この若夫婦(&抱いている赤ちゃん)の運命が自分にかかっている…!(←大げさ)

さらに「船は何時に出るの?」と聞かれて、「17時だけど大抵遅れるから座って待ってた方がいいよ」と言ったけど、座ることさえ不安な様子。
15分くらい遅れて船が来たときも、「本当にこれに乗っていいの?」というような不安げな目でこちらを見ている。
うううプレッシャーを感じる。。

船に乗っている間、「シブランに着いたら泊まってる場所を聞いて、そこまで一緒に行ってあげた方がいいかな」とか考えていた。
でも着いたら、2人ともあっさりジプニーつかまえて乗り込んでいった。

なんだ。
いやいや、むしろよかったよかった。

てか人の心配してたら、自分が帰りのトライシクル捕まえ損ねたw
今日改めて気づいたんだけど、1人ってほんとトライシクル捕まえにくい。
そりゃそうだよね、ドライバーにとっては割に合わないもん。
逆に言えば、お金さえ積めばいくらでも捕まえられるんだろうけど。
むしろ自分の方があのご夫婦にあやかって、ジプニーに一緒に乗せてもらえばよかったんだなと後から気づいた。

 
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まぁそれでもなんとかトライシクル捕まえてダウンタウンへ。
フィリピン料理レストラン「JO’s chicken」に初めて来てみた。
確かフィリピンでチェーン展開している有名なレストラン。

 
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安い上に美味しかった!
マンゴーシェイク40ペソ(¥91くらい)とチキンセット98(¥222くらい)ペソ。
ただ、チキンは骨つきで食べるのがやや大変。
ここは今後も通うと思う。

 
再びトライシクルに乗って学校に戻ってきた。
鏡を見て驚愕。

 
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全身真っ赤。この赤さ、伝わりますでしょうか。
これを書いている今(翌日)、めっちゃ痛い(泣)
まぁ4時間も海に浸かってたら、そりゃ日焼け止めも流れるよなー。。
日焼け止めはこまめに塗り直しましょう。

丸一日遊んでヘトヘトに疲れて、23時半就寝。

 
 
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2016-05-02 | Posted in Blog, フィリピンNo Comments » 
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