Blog, スペイン
パエリヤが食べられない
今日は南のグラナダから中央のマドリードまで一気に移動する。
ドイツ同様、ここスペインでも「バスを制するものが旅を制す」。
リアルタイム現在もスペインにいますが、都市間移動はもちろん、市内の交通手段も専らバス。
鉄道も充実してるけど、バスが断然安いのだ。
その分時間はかかるけど。
宿をチェックアウトして、スタッフさんが教えてくれた最寄のバス停へ。
そう、長距離バスのターミナルに向かう手段もバスなのだ。
グラナダの市バスは一回乗車1.2ユーロ。
グラナダからマドリードへ向かうバスはALSAという会社だった。
おそらくスペイン国内最大手のバス会社で、この後の旅程でも何度もお世話になることになる。
チケットはターミナルの券売機や、このサイトでネット購入できる。
券売機の際は郵便番号、ネット購入の際はパスポートIDや住所等の入力が必要。
ネット購入の方が安いという噂も。
自分はグラナダからマドリードまでネット購入で19ユーロでした。
ターミナルの売店で飲み物を買うと、レジのおじちゃんが「やぁよく来たね美しいレディ」とかなんとか言って、商品のキャンディーをくれて、最後に投げキッスまでくれた。
さ、さすがスペイン…!
多分人生で初めてされた投げキッス。ナチュラルだったなぁ。
ベンチに座って、バスに乗る前にお昼ご飯を食べることにした。
実は昨日バルでオーダーしたパエリヤの余りを、お弁当にしてもらっていたのだ。
朝からずっとこれを食べるのを楽しみにしていた。
うきうきとパエリヤを取り出そうとすると、突然知らない女の子が隣に来て、何やらスペイン語で話しかけてきた。
どうも「バス代が無くて乗れない。3ユーロくれないか」と言っているようだった。
海外を旅行していて、突然知らない人からお金を無心されることはこれまでもよくあったけど、今回は普通に身なりが良くて若い女性だったので少し驚いた。
本当に困っているのか物乞いの類なのか判断がつかず、実際ちょうどコインを切らしていたので、「今コインを持っていないから、他の人の聞いてみたらどうですか」と言ってみた。
すると女性は「えー」って顔をした後、何故かそのまま自分の隣に座り込んでしまった。
何故私にロックオン(´Д` )
せめてスペイン語わかる人にすればいいのに(´Д` )
てか隣に座られるとパエリヤが食べられない!(←重要)
旅行者狙いの詐欺だったのかなぁ。
にしては英語が話せなすぎなような。
本当に困っているようには見えなかったんだよなぁ…
結局パエリヤが食べられなかった(後で食べたけど)
自分が乗るバスがターミナルに到着した。
ちなみにALSA社のバスにはnormalとpremiumの2種類があり、premiumの乗ると数十分おきに飲み物やお菓子が出てくるらしい。
この写真の黒い車体がpremiumバス。
乗ってみたいけど高い。
で、自分は当然normalだったんですが、乗車のときに水のペットボトルとイヤフォンがもらえて、
なんとモニター付きの席で映画が観れた。
normalでも十分すごいやん…!
ずっと観たかったX-men最新作が観れた(ちゃんと英語版がありました!)
まさかこんな所で観れるとは。
ただ、この後も何度となくALSAバスに乗ってるんですが、今の所モニター付きだったのはこのグラナダーマドリード間だけです。
normalの中にも種類があるんだろうか…謎。
もう一度このモニター付きバスに当たりたい(´Д` )
ちなみにALSA社のバスはwifiも使えます。
ただ、パスワードが何故か一番前の席の壁にしか案内されていないので、乗車時に見ておくと良いと思います。
私の知る限りパスワードは全バス共通です。
で、映画を観ていたらあっという間にマドリードに着いた。
バスターミナルから宿までは地下鉄で向かう。
バスのことばっかり書いてきたけど、マドリード市内の移動に関しては地下鉄が便利。
マドリードの地下鉄はスリが多いと聞いていたので全力で警戒したけど 、乗ってみての印象は他の国の地下鉄とあまり変わらなかった。
U Hostels Hostel
女性ドミトリー 1泊16.7ユーロ
6ベッドだったけど初日は宿泊者が自分1人で個室状態だった。
女性専用ドミは混合ドミより割高だけど、こういう「個室ラッキー」 に恵まれる確率が上がる気がする。
ここぞとばかりに荷物を広げまくって洗濯物干しまくって寝た。
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