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世界一周すると決めて一番最初にやったこと
世界一周すると決めて一番最初にやったこと。
それは引っ越しでした。
とにかくお金が足りなかった。
（エーゲ海クルーズとハワイ旅行で貯金を使い果たした）
貯金するには、節約せねば。
何を節約できるか考えたときに、最初に思い浮かんだのが家賃だった。
早速ネットで賃貸探し。
新しい家、新しい街を探すのはワクワクするものだけど、
目が完全に￥マークだった私は、家賃以外の条件は後回しで、
ひたすら安い物件を探しまくった。
そこでまた一つ、今まで全く知らなかったことを知ってしまった。
シェアハウスが安いぞ…！
そうです、テラスハウスのあれです。
いや、実は、家賃だけで見ると、シェアハウスはそこまで安くない。
ただ、光熱費やネット代が込みなので、総合的に節約率が上がるのだ。
自分が見つけたところは特に安く、
光熱費・ネット代など諸々込みで￥63,000ほど。
当時住んでいたところは￥100,000を越えていたので、
一気に毎月￥40,000近く節約できることになる。
世界一周に向けてのメリットは他にもあった。
まず、荷物が大量に減らせること。
洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなどの家電は共用設備だし、
一人暮らしだと持て余しがちな食器類も共用で十分。
私は世界一周前に家は引き払うつもりなので、
家財が前もって減らしておけるのは大きな魅力だった。
次に、共同生活の予行練習になること。
世界一周中はゲストハウスやドミトリーにお世話になるけど、
家族以外と暮らしたことのない自分は正直不安だった。
シェアハウスならその予行練習にもなる気がした。
最後に、海外出身者とのコミュニケーションの機会が多いこと。
事前審査が比較的簡易なシェアハウスは、海外出身の住人も多い。
世界一周に出発する前に、海外出身者と英語で話したり
コミュニケーションを取る良い機会になると思った。
そんなわけで、完全にシェアハウスに心が傾いた自分は、
念のため軽く内見して、その場ですぐに契約。
住み始めて9カ月目になります。
結局、英語力もコミュ力もなさすぎて、
海外出身者とのコミュニケーションは全く取れてないけど、
とっても楽しく快適に過ごさせてもらっている。
シェアハウスと言っても、ここは完全個室型で、規模も50人とやや大きめ。
共用部に来なければ他の住人と会う機会はほぼなく、
プライバシーを完全に保つこともできる。
一番気に入っているのは音楽室があること。
防音設備を個人で所有するのはハードルが高いけど、
楽器を練習したいという目的だけで考えれば、共用で十分なのだ。
しかも共用の電子ピアノや電子ドラム、ギターまである。
素晴らしすぎる。
さらにフィットネスルーム、ビリヤード台、ダーツボード、
WOWOW・スカパー観れる共用TV、各種ゲームハード、
住人が放出した本・漫画・DVD類などもある。
ほんと素晴らしすぎる。
極めつけは、共用部の掃除は業者さんがやってくれること。
シャワーとかトイレとか、水回り掃除しなくていいんです！
洗剤やトイレットペーパー等、共用部の消耗品も家賃に含まれている。
最高すぎる。
あと、一人暮らしが長かった自分にとっては、
同じ屋根の下に感じる人の気配、夕食の香り、
朝の「おはよう」、寝る前の「おやすみなさい」とかに
しみじみ幸せを感じる。
シェアハウス、おすすめです！
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