Blog, 台湾

すべてが文字化けした世界のようだ

2016/3/30
成田→台北

世界一周1カ国目、台湾へ移動！

 

自宅は前日に引き払ってしまったので、成田空港のカプセルホテルで起床。
ドトールで準備編最後の記事を書き上げた。
いろんな人からたくさんメッセージをもらった。ちょっと泣いた。

 

ラストシースー。
次食べれるのはいつになるんだろ。泣きそう（←こればっかり）
ところでお寿司って2貫ずつより1貫ずつの方がいいと思うんだけど、なんで2貫単位なのかな。

 

遂にプライオリティパスでラウンジデビュー！
でも誰もいなくて貸切状態。
一人旅だとこういう興奮を持て余す。

 
さて、今日最大のミッションは、台湾へ行くことよりむしろ、飛行機にハープを持ち込むこと。
（「楽器持ち運び問題」参照）

プランは以下3種類。

1：座席上の荷物入れに入れさせてもらう
2：（1がダメな場合）ハープ分もチケットを購入して席に置かせてもらう
3：（1も2もダメな場合）段ボールとガムテでぐるぐる巻きにして預ける

当然1狙いなわけだが、どのプランになるにしろ防御を固めておくに越したことないので、

ケースの余白に服を詰め込んで緩衝材にする。
バスカーのひろき君に教わった技だ。

ところで、テンポよく詰め込んでたら、なんと持参の服がほとんど全部入ってしまった。
え、てことは自分、圧縮袋なくても、服の収納これで良かったんじゃ、、、

役割を取り上げられた圧縮袋。もはや一切圧縮していないw

まぁいいか、バックパックに空きもできたし！
いざバニラエアのカウンターへ。

カウンターでは、どう考えても菊地亜美と血のつながりがあるとしか思えないほど菊地亜美似のお姉さんが対応してくれた。声までそっくりだった。

亜美に促されて、まずバックパックを預ける。
続いて亜美の目がハープに移った。
「そちらのお荷物もどうぞ」と言われたので、「これは手荷物で持ち込みたいんです」と力強く答える。

「楽器ですか？」「はい、そうです」

するともう1人、亜美より若干偉そうなお姉さんが来て、何やら2人で相談し始めた。

どうだ、いけるか…？

 
やがて亜美は申し訳なさそうに「そちらのサイズですと、機内持ち込みはできません」と言った。

うああああやっぱりダメかーーー！！

「預けていただくか、楽器用にもう一席購入していただくかになりますが、どうなさいますか？」と選択を迫られる。

「ちなみに、もう一席購入すると幾らになります？」
「通常の座席料と同じになりますね…」

1カ国目から航空費倍増！
痛すぎる！

 
悩んでいると、もう1人、やはり亜美よりちょっと偉そうなお兄さんが来た。
亜美が「これ、やっぱりどうしてもダメですかね…？」とお兄さんに尋ねてくれた。
が、お兄さんも苦渋の表情で「無理ですね」と。

終わった…

 
こればっかりはしょうがないので、意を決してもう1席購入する。

で、どうやらこの「もう1席」の手続きがなかなか手間なようで、最終的に4人のスタッフさんが集まり、カウンターであーでもないこーでもない言いながら15分くらいかけて手続きしてくれた。
当日その場でもう一席買う客というのは、少なくともバニラエアでは珍しいのかもしれない。
まぁ、そもそも大事な楽器をLCCで博打的に持ち込もうとする人間が少ないのかもしれないけど＾＾；
予約時点であらかじめ伝えておけばもっとスムーズに進めてくれる気もする。
なんにせよスタッフさんを困らせて申しなさでいっぱいになった。

 
というわけで結論。
2016年3月現在、バニラエアの成田ー台北便では、ハープは持ち込めませんでした！
以下総括（あくまで一例）。

☆カウンターで若干迷われはするが、サイズオーバーの持ち込みは基本的にNGっぽい。
☆担当者によって判断が変わりそうな気配もあまりなかった。
☆中身が楽器じゃなければ融通利かせてもらえる可能性はあるかもしれない。
（やはり楽器という点にナーバスになっている印象を受けた）
☆持ち込みギャンブルをする場合は早めにカウンターに行った方が良さげ。
（チェックイン時点でもう1席手配するのは時間がかかる）
☆スタッフさんの対応は親切だった。

 
ただ、実はこの後結局、席じゃなくて上の荷物入れに置かせてもらえた。
客室乗務員さんが試しに入れようとしてくれて、そのまま入ってしまった＾＾；
つまり、2席購入したのに、1席は結局空席になってしまったかたちだ。

まぁ、持ち込み可能サイズ＝荷物入れに入るサイズじゃないし、2席購入してなければそもそも搭乗できなかったしなので、なんともいえないが…
次のセブパシフィックでは、荷物入れに入るサイズだってことをアピールしてみよう。

 
それにしても、この調子でずっと2席購入していくと
予定の半分で予算尽きる！（どーん）

参ったなーどうしたものか。
ちょっと考えないとなー。
（先に考えとけよって気もするが）

 

ギターと間違われたw
まぁフライングVに見えなくも…いや、見えないな。

 
ところでLCCに乗ったの初めてだったけど、思ったより全然狭くないし、客室乗務員さんも超親切だし、とても快適だった。
今後もLCCで全然おけ。

 

そんなこんなで、世界一周1カ国目、台湾に到着！
ぃやったー！！

 
ところで、なんか準備カテに長々いたし世界一周するしで「海外旅行玄人」みたいに見えてるかもしれないんですが、成人してからの海外旅行経験は2回しかなくて、どちらも旅行店による団体ツアーです。

つまり完全個人手配の海外旅行は初です。
正直もう、右も左もわからない＾＾；

でも人間、来さえすればなんとなかるもんだなー
必死に空気読んでたら、いつの間にかイミグレ通過して通貨両替して台北市内行きバスに乗ってた。

 

MRTで宿最寄駅の士林へ。
コイン式にビックリ。
このコインをSuicaみたいにかざすと改札を通過できる。
どう見てもプラスチックなんだけどなーどうなってんだろう。
逆に改札出るときはどうすんだろうと思ったら、出るときはちゃんと入れ口があった。
ゴミが出なくて良いシステムだなー。

 
その後、maps.meに台湾の地図はダウンロードしたくせに、宿の住所を控え忘れるという痛恨のミスで、宿を見つけるのに1時間くらい彷徨ったけど、まぁ想定の範囲内！

台湾って、完全フリーの野良WIFIがあんまりないのかも。
大体何らかのログインが必要。
電話番号を持ってないとこういうときちょっとツライ。

 

日本人宿「パピヨンステイ」。
まだ一泊しかしてないけど居心地が良すぎる！ しばらく住みたい。
管理人さん話しやすくて超いい人。

 
宿到着時点ですごく疲れてたけど、テンションが上回る。
荷物を置いてすぐ、近くの士林夜市へ。

 

うあああ間違いなくアジアだ！
流れ出たらアジア！（←古い）
幽玄同士！（←古い！）

 

すべてが文字化けしてしまった世界みたいだ。

 

歩いてたらいつの間にか夜市に入ってた。
平日夜なのに人がすごい！
台湾人？ 中国人旅行者の方も多いのかな？

 
さぁ食べ歩き！
漢字は読めるけどイマイチ中身がわからないので、匂いに全神経を集中させて選ぶ。

 

まずこちら。エビは間違いないだろうと思って購入。
うまい！
エビのすり身とふんだんなチーズを揚げたものだった。
1本60元（￥210くらい）

 

隣に置いてある男根はどう解釈すればいいんだろう。
精力がつくってことか？

 

続いてこちら。何かの肉。
野趣あふれる風味でうまい！
1本35元（￥122くらい）

 

数種類あるタレを自分で選んでつけるシステム。
タレもスパイシーで美味しかった。

 

続いてこちら。麺線。
これめっちゃうまい！！
今日イチ認定。
小サイズ30元（￥105くらい）

 

写真が下手すぎて泣きそうなんだけど。
スープは独特の風味で、はじめて食べる味だった。何の出汁なんだろう。
麺以外に、海鮮のすり身や貝がふんだんに入っている。
上にかけてくれるチリソースが辛くて超美味しい。
パクチーも絶妙。
器に入れてくれるおばちゃんの手際の良さにも惚れた。

 

一つ一つがっつり量があるので、すぐお腹いっぱいになってしまう。
ラストがこちら。どら焼き的なスイーツ。
うむ、安定してうまい！
ミルク味40元（￥140くらい）

 
夜市は、食べ歩きはもちろん、ふらふら迷いながら歩くだけでも面白い。

 

みんな神社の境内に座って食べてる。
ちょっとカルチャーショック。
日本だったら怒られそうだ。

 

これがめっちゃ気になるんだけど、看板が怖すぎてチャレンジできない。

 

さっきの男根といい、台湾ってこんな感じ？

 

苺を蜜でコーティングしてるっぽい。
なんという贅沢な。

 

エビ釣りだ。はじめて見た

 

フルーツ屋台もたくさん。
あの大きいのはドリアンですか？ はじめて見たかもなぁ。

 

抑えきれぬ親近感

 
2時間くらいたっぷりまわって帰ってきた。
ほんとに台湾来ちゃったんだなー
まだちょっと信じられない。

 

宿に帰ってきたら、やっとテンションより疲れが勝って、朝まで熟睡した。

 
 
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