Blog, フィリピン2
[帰国前日]旅の終わりの過ごし方
帰国まであと1日!
最後の2週間を過ごしたのは、もはや自分にとってアナザースカイと言っても過言ではない、フィリピンのドゥマゲッティ。
旅の最初にここに来なかったら、今頃どうなっていたんだろうと思うことがある。
昔観た「打ち上げ花火 下から見るか横から見るか」みたいに、全く違う未来が待っていたかもしれない。
あるいは天空の花嫁の選択のように、どの道大筋は変わらないのかもしれない。
いずれにせよ今しみじみ思うのは、人生には思いもよらない選択を迫られるシーンがあり、そして自分でも思いもよらない選択をしてしまうことがあるということだ。
自分でも気づいていなかった「自分らしさ」を突きつけてくれたのが、このフィリピンという国であり、ドゥマゲッティという街だった。
殺人的な太陽光も、うるさすぎるエンジン音も、時間に追われない人々も、すぐ隣に共存する貧困も、全部ずしーんと響いちゃったんだよなぁ。
「もっと居たい」と思わずにはいられなかった。
そんなドゥマゲッティに戻ってきての2週間は、
真夏のクリスマスを味わったりしながら、ただただダラダラと過ごした。
心から安心できる場所で、大好きな人たちと一緒に、お腹いっぱいご飯を食べて、朝までぐっすり眠る。
当たり前だと思っていたもののありがたみを改めて噛み締めながら、この上なく穏やかにのんびりと、旅の最後の時間を過ごすことができた。
で、この記事を書いている今は、マニラ空港で日本行きの便の出発を待っている。
彼氏との別れ際にはメソメソ泣いた。いい歳して情けない。
だって今日からまた遠距離(´Д` )
遠距離恋愛でもリア充って名乗れるんですか?
クリスマス別々だけど。
お互い無職だけど。
…がんばろう(´Д` )
旅が終わってしまうことも、彼氏と会えなくなることも淋しいけど、一方で久しぶりの日本が楽しみでもあって、複雑な気持ちです。
でも帰国を楽しみだと思えることは、素直に嬉しい。
出発当日に持て余していた未曾有の自由は、かけがえのないたくさんの宝物に変わって手元に残った。
おかげで今はもう、どの空の下でも、自分の足で歩いていけると思える。
よし!
じゃーこれから胸を張って日本に帰ります。
待ってろ羽田!!
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