Blog, フィリピン
多分100万回くらい
2016/5/27
留学54日目（ドゥマゲッティ）
7時起床。
＜本日の食事＞
朝食：タマネギ炒め、ゆで卵、パン、炒飯、スープ、パイナップル
昼食：お好み焼き、オクラ和え、お吸い物
夕食：外食
本日の時間割
09ー10：Pronunciation
10ー11：Speaking
11ー12：FC
13ー14：Grammar
14ー15：Speaking
15ー16：FC
今週だけ急遽Pronunciationを担当してくれているA先生が
「chiemiはshの発音が自然だね。日本人はなかなかできないのに」
って言ってくれた。
さもありなん！
昨日めっっっっちゃ練習しましたもん。
shは口の形を窄めて言うものと思い込んでたけど、M先生に「口を動かさなくても舌だけ動かせばいいんだよ」って教わってから、劇的に改善した。
具体的には、seeとsheがちゃんと言い分けられるようになった。
（google自動音声認識でも裏取った）
でも会話の中ではまだ言い分けられない。
頭の中で「sだっけshだっけ」って考えてる暇がないんだよね（当たり前か）
単語は意味だけじゃなく、スペルも発音記号も覚えないといけない。
さらに、考えるより先に発音が出てくるくらい、身体に刷り込まないと使いこなせない。
まぁこれはもうライフワークだろうなー。
そんなこんなで、純粋な学生としての授業は今日で終わった。
8週間お疲れ様でした自分！
まぁこれからも授業はあるので、完遂感はまだ全然ないんだけど。
来週以降は1日平均2時間（時期によって変動）を、仕事の合間に受けるかたちで続けていきます。
それにしてもフリートーク4時間はやっぱり辛かった！
てかこれ日本語でも辛い気がする^ ^;
でもたくさん英語を喋れて贅沢な時間だった。
今日の夕食は、韓国人留学生のLさんとGくんが誘ってくれて、YくんHくんも一緒にダウンタウンのレストランに行くことになった。
自分が今週で卒業予定だったからその前にってことで誘ってもらったんだけど、結局延長したのでただの食事会になった。なんかすみません^ ^;
Moon Cafe
シリマン大学のすぐ隣の道沿いにある。
天体モチーフがシンボルの、オシャレなメキシカンレストラン。
味も美味しかった！
1杯ずつくらいお酒も飲んで、1人270ペソくらい。
韓国人のLさんとGくんは、ドゥマゲッティのパイロット養成学校に留学していて、並行してこの語学学校にも通っている。
パイロットになるためには英語の専門試験をパスしないといけないらしい。
と言ってもLさんはもうパスしていて（6度目の挑戦でやっと通ったくらい難しかったらしい）、Gくんももうかなり英語が話せる。
自分と話すときは拙い英語にあわせて簡単な単語を使って喋ってくれる。
Lさんは38歳。
韓国にいた頃はサーバーサイドのエンジニアをしていたらしい。
でも忙しすぎる毎日に疑問を感じて、子どもの頃からの夢だったパイロットを目指すことを決意したそうだ。
前職の業界といい年齢といい、親近感が湧きすぎる。
それにしても、30歳を過ぎてからこれまでの経歴を捨ててパイロットを目指すというのは、相当勇気がいる決断だっただろうと思う。自分なんかとは比べ物にならない。
韓国人なんだけど、話してると日本人と錯覚してしまうくらい、性格や雰囲気が日本人っぽい。
めちゃめちゃ人が良くて、「好青年」という概念を具現化したらLさんになるんじゃないかってくらい。
年上なんだけど見た目がかなり若いので、つい同い年扱いで接してしまう（←）
Gくんはなんとまだ18歳。
爽やかでいかにもモテそうなイケメンの若者。
Yくんもそうだけど、10代で明確に夢を持って海外で勉強するなんてと、つくづく感心してしまう。
でもやっぱり若いから、話していると「本当は遊びたい盛りなんだろうな」と感じる。
そんなGくんは、8月には韓国の徴兵のために帰国してしまうそうだ。
2年間の訓練活動を経て、再びパイロットを目指す。
彼らは徴兵期間込みで人生プランを組み立てるのがデフォルトになっているけど、徴兵制を持たない日本で生まれ育った自分は、それがものすごく特殊なことのように感じてしまう。
以前Lさんに「今まで話した日本の学生によく『韓国は危険で怖い国のイメージがある』って言われたんだけど、なんでかな？」って聞かれたことがある。
近年のメディアの煽りによるところが大きいと思うけど、Lさんは日本で韓国がどんな風に報じられているかはほとんど知らないみたいで、純粋に不思議がっていた。
そしてLさん自身は、日本に敵愾心なんて微塵も持っていないようだった。
そういえば、日本の歴史や政治に詳しいL先生は
「何故あんなに多くの日本人が集団的自衛権に反対するのか不思議だ。中国の脅威がこれだけ高まっているのに」
と、これまた純粋に不思議そうに言っていた。
先生は軍事力所持を嫌う日本人のメンタリティにも理解を示した上で、それでも「日本が武装するなら今がまさにそのタイミングだ」という考えだった。
違う国籍の視点から、日本に対するイメージや意見を聞くのは面白い。
とても考えさせられるし、第三者の視点を経て、自分自身の意見も整理される感じがする。
夕食後20時半くらいに帰ってきたら、部屋で猛烈にお腹が痛くなり、嫌な吐き気が襲ってきた。
たった一杯のピニャコラーダで悪酔いしてしまった。
あーお酒がもっと強かったらなぁ。
今までの人生で多分100万回くらい思っている。これからもまだまだ思うと思う。
うんうん唸りながら横になってたらいつの間にか寝てしまって、23時半くらいに起きたら治っていた。
その後「神さまのいうとおり」の英語版を全巻一気読みしてしまった。
26時半就寝。
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