Blog, スペイン
十分幸せ
2016/11/29
フリヒリアナ
ネルハ2日目の今日は、「白い町」フリヒリアナを日帰り観光する。
実はスペインで観光する最後の町でもある。
なんだかんだ2週間半もいたスペイン。
感慨深い(´Д` )
ネルハからフリヒリアナへは車でわずか10分。
バスが比較的多数出ていた。
こちらは2016年11月時点のバスの時刻表。
運賃は片道1ユーロ。安い…
オフシーズンにもかかわらず、バスの中はヨーロピアンの旅行者でほぼ満席だった。
さすが白い町フリヒリアナ！
期待が高まる。
到着後、まずは町の一番上まで登ってみることにした。
maps.meで言うところの上記☆印のポイントを目指す。
フリヒリアナの町は坂の上に成り立っている。
坂を上の方に登っていけばいいのかと思いきや、意外と道順が複雑で何度も間違えた。
その度に住人の方が「正しい道はあっちだよ」と教えてくれた。
ありがとうございます。
そして何度も私有地に入りそうになってしまってすみません。。
「EL CASTILLO」の標識を見つけた。
maps.meでは「観光ポイント」としか書かれていなかったけど、どうやらお城の跡地のようだ。
どこ行っても思うけど、よくこんな山の上にお城を建てたよなー
山の上だからこそ意味があるのだろうが。
最後の階段を登って、
やっと着いたー
多分あそこがミラドール！
うおおおおお
なんか思ってたよりも高いところまで来てしまった…！
フリヒリアナの町がだいぶ小さく見える。
むしろ奥に見通せる地中海の迫力がすごい！
町をズームアップ。
うむ、確かに白い！
では高台を降りて、本格的に白い町を探索。
アルバラシン同様「スペインで最も美しい村」の称号を得たというフリヒリアナの実力を見せてもらおう。
ああああああもう超綺麗な町！
グラナダやコルドバやネルハもだいぶ白かったけど、確かにダントツで白率が高い。
というか白ってある意味最強の色なんだな…
真っ青な空と、白い壁と、植物の差し色のバランスが芸術的。
ところで、自分はてっきりギリシャの町、例えばミコノスとかに似ているのかなと思ってたんですが、蓋を開けてみるとなんと、シャウエンに激似でした。
これは自分の中でかなり意外だった。
こういう不規則な配置の窓や扉とか
何より「坂の上」「迷路のような道」という町構造が一致していた。
この場所とか、色を青にするだけでシャウエンと見間違えると思う。
どっちもアラビア文化の元できた町なんだろうから、よく考えたら当然か。
フリヒリアナではドアと色を統一したファティマの手をよく見かけた。
このスタイルもおしゃれですねー
この郵便受けすごく好き。
スペインは全体的にマンホールのデザインもかっこよかったなー
さくらももこのルーツを感じるのは自分だけだろうか。
標識も素敵すぎる！
町の中央の教会。
白と金の組み合わせも鉄板ですね。
メインの観光エリアと反対側に来てみると、隣が崖のサッカーコートがあった。
すごいロケーション！
絶対ボールたくさん崖の下に落ちてると思う。
そしてこっちには地中海を見下ろすミラドールが
日がな一日こんな景色を眺めながら、のんびり本を読んだり、絵を描いたりして過ごしたら、どんなに幸せだろう。
いや、でも、自分にはそんな生活はまだ早いかな。
そして今は、もう十分すぎるほど休息を満喫した。
いやースペイン旅楽しかった！！
ありがとうスペイン！
何度も何度も迷ったけど、ここまで来れて良かったな。
さぁ、今度こそ、大切な人が待ってくれている場所に帰ろう。
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