Blog, ベトナム
メコン川クルーズで世界不思議発見
6時半起床。
今日はメコン川のクルーズツアーに参加する日。
集合時間の前に、宿の1階ロビーで朝食がいただけるので行ってみた。
パンケーキwithバナナはこんな感じ。美味しい。
ジュースやコーヒーも飲めた。
いい宿だなー! ホーチミン来たらまた泊まりたい。
7時半にツアー会社前集合。
バンに乗って、メコンデルタの入り口であるミトーという街へ向かう。
参加者は全員日本人だった。
日本のツアー会社で申し込んだから当たり前か。
自分と同じ女性1人旅の方も何人かいらっしゃった。
他にも男性1人旅、女性2人旅、家族旅など多様なメンバー。
今日1日よろしくお願いします!
ツアーガイドのタオさん、ベトナム人。
日本語がお上手。
顔も声も体型も出川の哲ちゃんに似ている。
この哲ちゃんことタオさん、メコンデルタに着くまでの約2時間、ほぼずっと後ろを向いてマイクで喋っていた。すごい。
自分はなんかそれが子守唄代わりになって、途中で寝てしまった。
夢の中で本物の哲ちゃんが片言の日本語を喋っていて、ちょっと混乱した。
ちなみに自分の隣に座ってた女性2人も寝てた。
メコンデルタに向かう途中、ハンモックのあるカフェで休憩タイムがあった。
トイレを借りたり飲み物をオーダーできる。
欧米人の方々がハンモックに揺られてるのがかっこよくて、
自分も揺られてみた。
気持ちよかったけど、1人で自撮りしてたらなんか虚しくなった。
1人旅のツアー参加は孤独が際立つ。
ドゥマゲッティのみんな今頃どうしてんのかなー(無論授業をしている)
ハンモック休憩から30分くらいでミトーに到着。
降りてすぐ果樹園のような場所を歩く。
かなりの数の果物や植物が栽培されていて、南国の気候とメコン川がもたらす肥沃な大地を実感できる。
哲ちゃんがいろんな果物や植物を丁寧に説明してくれて、
一説では「サイゴン」の名称の由来とされているカポックの木とか
えーっとこれは何だっけ
とにかく果樹や植物がたくさんで、そっち方面が好きな人には結構たまらないのかもしれない。
でもなんといっても一番テンションが上がったのは
果樹園の中から突然メコン川の支流が現れたとき。
ここから手漕ぎボートでいよいよクルーズだ。
チベットから約4000km、ラオス、ミャンマー、タイ、カンボジアを経てここまで辿り着いた悠久の大河。
はるか昔から東南アジアの広くに渡って豊穣の恵みをもたらし、人々は川を基盤に生活を築き、文化や経済を発展させていった。
この川ロマン、たまらない。
可能なものならこのままラオスまで上流に遡って、有史以前からの川沿いの暮らしに思いを馳せて過ごしたい。
この密林内の支流クルーズは15分くらいで終わった。
結構流れが速くて乗り物としても面白いし、音が無く自然の騒めきだけに浸れて、トリップ感抜群だった。
ただ、雰囲気がディズニーランドのジャングルクルーズにそっくりで、行ったことがある人はどうしても連想してしまう気がする。
まぁ自分はヴェネチアでゴンドラ乗った時でさえ「リアルディズニーシーだ」と思った人間だからな…と一瞬自虐したけど、同乗者の人も「これリアルジャングルクルーズだよね」って言ってて「あ、やっぱり自分だけじゃないんだ」と思ってちょっとホッとした。
手漕ぎボートが着いた中洲では、ココナッツキャンディー作りの工程を見学する。
さらに内側の固い皮を鉈で割る。
意図せずなんだか怖い絵に撮れてしまった。
というか、哲ちゃん何でもできるんだな…
ガイドって大変な仕事だな。
出来たて熱々のココナッツキャンディーは最高に美味しかった。
でも味よりも何よりも、
売り子のお姉さんの可愛さに感動した。
この売り子のお姉さんは、
のちにココナッツアイスも売ってくれた。
アイスと聞いたら食べずにはいられないのが東南アジア。
1本確か10,000ドン(¥47くらい)。
アズキも入ってて日本人に馴染みのある美味しさだった。
あとココナッツクッキーも試食させてくれて、めちゃうまだったので買いました。
一袋50,000ドン(¥234くらい)。
キャンディーも美味しかったけど、個人的にはこのクッキーの方がおすすめ。
で、ここから先なんですが、このツアーとにかく内容が盛りだくさんでして、順番前後しつつダイジェストで紹介します。
謎の養蜂網手持ちサービス。
自分は丁重に辞退しました。
要は、この土地では蜂蜜も生産してるってことですね。
蜂蜜ティーのサービス。
確かジャスミンティーと、もう一つ何かお茶を混ぜて作っていた。
疲れが取れる甘み。
カットフルーツのサービス。
ザックフルーツは多分初めて食べた。
ちょっと癖があるけど美味しかった。
この楽器の音が超独特で面白かった。
見た感じ擦弦楽器なんだけど操作が不思議で、音もテルミンチックな味わいがある。
後で調べたら「ダンバウ」という楽器で、右手を弦に触れさせて常にハーモニクス音を奏でるという、とんでもない奏法だった。
しかもこのおじさん、右足でリズム演奏も兼ねていてかっこよかった。
謎の大蛇手持ちサービス。
肥沃なメコン河口には大蛇もいるよってことなのかな?
これはさすがに、
やっとかないとと思って、やりました。
なかなか重かった。
皮膚はヌルヌルもザラザラもしておらず、初めて味わう感触だった。
蝮と蠍を漬けた滋養酒の試飲。
これは無理でした。見るだけ。
てかなんでもいるなメコン川。
件の豪華昼食。
メコン川の名産エレファントフィッシュと、それをライスペーパーで包んだもの、揚げ春巻き、焼きそばなど。
美味しかったし量もたっぷりで満足!
エレファントフィッシュはちょっとコッテリした白身魚という感じの味だった。
再び支流から、今度はモーターボートに乗って本流へ出る。
本流はダイナミックで、支流とはまた違う味わいで雰囲気抜群。
船の上でもまたフルーツが振舞われた。
ただ、何のフルーツだったか忘れてしまったorz
見た目はピンクグレープフルーツで、味は蜜柑寄りの甘い柑橘だった。
ここから先は哲ちゃんに付き合ってもらってひたすら、
ミステリーハンターごっこに興じた。
満足です、哲ちゃんありがとう!
写真の腕までピカイチの素晴らしいガイドさんだった。
本流から陸に上がってクルーズ終了。
陸上のサービスも船上で過ごす時間も、両方しっかりあって楽しいツアーだった。
しかし実はこれで終わりではなく、
最後にミトーの有名なお寺「ヴィンチャン寺」の見学もあった。
ただここは特にガイドさんの解説もなく、「○時までに戻ってきてください」と放たれる自由見学型。
何の予備知識もなく観てしまったけど、後で調べたところ、このお寺はフランス統治時代直前に建立され、フランス統治が始まってから今の建築に改装されたという歴史を持つため、
こんな感じで仏教建築とフランス建築が不思議に融合した雰囲気を醸し出しているらしい。
でもキリスト教圏から来たばかりの自分としては、そんな折衷建築であっても、
寺ならではの雰囲気が存分に感じられて、「ああ、仏教だなぁ」となんだか感慨深かった。
教会に行くと異世界感を強く感じるけど、仏教建築はなんだか懐かしさを覚える。
仏教系の幼稚園に通ってたしなー。
いやー楽しかったですメコン川クルーズ!!
個人的には非常におすすめです。
*おまけ
帰りの車窓からジョリビー発見!
フィリピンロスが再発。
みんな元気かなー。。(フィリピン出てまだ3日目)
ブログランキングに参加しています!
↓クリックをいただけると励みになります。
にほんブログ村