Blog, イギリス
エディンバラの厨二病スポットといえば
エディンバラ滞在中は1人観光もした。
ちょっとだけ買い物したり。
ロイヤルマイルの通りはたくさんの土産物店が並んでいて、買い物天国でもある。
この写真の建物の中のマーケットが好きだった。
勢いでつい「ゴブレット」とか買いそうになったもんね(←)
さて、エディンバラに来たら絶対行きたいと思っていたのが「ロスリン礼拝堂」だ。
都市伝説フェチの大好物「フリーメイソン」発祥の国、スコットランド。
(オカルトイメージの色濃いフリーメイソンですが、現在はあまり秘密めいていない開かれた組織になっているそうです。東京にも支部がある)
フリーメイソンのメンバーであり、テンプル騎士団の一員でもあった貴族が私的に建設したのが、このロスリン礼拝堂だ。
夥しい細密彫刻、珍しいモチーフの数々から、礼拝目的の建物ではなかったという説もある。
この礼拝堂を世界的に有名にしたのが、小説および映画「ダ・ヴィンチ・コード」。
物語の中で、聖杯(マグダラのマリア)の在り処とされていたのがこの礼拝堂だ。
※物語の中ではさらに裏があり、遺体そのものはルーブル美術館の地下にあるとされていた
※もちろんフィクションである
ダ・ヴィンチ・コードの大ヒットにより、観光地としては比較的マイナーだったこの礼拝堂は一躍人気スポットになり、今では団体観光客のツアーバスが連日押し寄せるというから驚きだ。
元々この礼拝堂には、
「当時アメリカ大陸からまだ伝わっていなかったはずの植物の彫刻がある」
「彫刻の師匠が弟子の腕を嫉妬して殺してしまった」
など、数々の謎めいた曰くがある。
なかには、
「礼拝堂内の立方体に秘密のメロディが隠されている」
なんて説も。
(参考サイト)
つまり、厨二病心を刺激しまくる名スポットなのである。
ロスリン礼拝堂へは、エディンバラから市バスで45分ほどで行くことができる。
エディンバラのバスは一回乗車券が1.6ポンド、一日乗車券が4ポンド。
ドライバーに直接払う(正確には運転席の横にあるボックスにお金を入れる)システムだけど、お釣りが出ないので、予めコインをぴったり用意しておく必要がある。
エディンバラでのバス移動は「Bus&Tram」のアプリが便利だった。
ルート検索ができる上、目的のバスが今どこにいるかや、最寄りバス停にあと何分で着くかまで教えてくれる。
バス停およびバス車内にはフリーwifi有。
ロンドンもエディンバラも、バスは2階建て。
なんとしても2階の最前列に座りたいのが観光客の性。
礼拝堂創設時の職人村が発展して街になったというロスリン。
かつてここでフリーメイソンの何かの儀式が行われていたかもしれないと思うとゾクゾクする。
余談だがクローン羊のドリーが生まれたのもこの街の研究所なんだとか。
フリーメイソンとのつながりをつい妄想してしまう。
一大観光地となってしまった現在の礼拝堂は、残念ながら外観以外は撮影禁止。
でも神秘性を保つにはその方がいいのかもしれない。
というわけで、以下外観写真を。
内観もたっぷり1時間観てきた。
撮影できないからね! 目に焼き付けるしかない。
ガーゴイル、堕天使、件のトウモロコシ、件の殺された弟子が彫った柱、
他にも意味深な彫刻で溢れかえっていた。
なるほど、確かに荘厳な教会というより、おどろおどろしい集会所だ。
ちなみに、ダ・ヴィンチ・コードの中では隠し地下室があったが、あれはフィクションらしい。
半地下の書物室には行くことができる。
礼拝堂の裏は、映画の世界と同様に広々とした田園が広がっていた。
ダ・ヴィンチ・コード、本当に面白かったなぁ。
イタリアに行ったら「天使と悪魔」のロケ地もまわりたかったなぁ。
行かないけど(´Д` )
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