Blog, フィリピン
黒魔術の島に来たらハープを弾くしかない
7時起床。
うむ、清々しいほど黒い。
現地人と間違われても不思議じゃないかもしれない。
シキホールには綺麗なビーチ、滝、洞窟、黒魔術など、見所がいっぱいある。
でも自分は今回はどこにも行かず、「何もしない贅沢」をひたすら舐ることにした。
ただただ海辺でぼーっとする。
やったことといえば、読書、昼寝、妄想、散歩、以上。
朝ご飯はバナナパンケーキにした。
想像してたのと違うの出てきた。
クレープみたいなのの中にバナナが入ってる。
美味しいです。蜂蜜にすぐ蟻が寄ってくる。
昨日着いてすぐの海は干潮だったけど、朝になると海岸線が随分内側になっていた。
東屋の棚にちょっとだけ本が置いてあった。
萩原浩の「ハードボイルド・エッグ」があったので読んだ。
ブックオフのシールが貼ってあった。過去に来た日本人旅行者が寄付していったのかな。
海側のコテージ、ロケーションが最高。
もしまた来れたら、今度はこっちに泊まってみたい。
午後、周りをちょっと散歩してみることにした。
自分のコテージは崖側だけど、崖の端に行くと高い視点から海を見下ろせる。
これはこれで気持ちいい。
シキホールの雰囲気を言葉で表すのは難しい。
木の佇まい、土の色、鳥や虫の音、風の匂い、
五感で感じるあらゆるものに、なんとも言えない不思議な印象を覚える。
それはポジティブなものだけではなくて、得体のしれなさとか、不気味さみたいなものも大いに混じってるんだけど、それ全部込みで胸に迫ってくる。
この島の雰囲気にどうしてこんなに惹かれるのか、自分でもよくわからない。
間違いなく人生で初めて味わう感覚なのに、どことなく郷愁みたいなものも感じる。
この扉の奥では、きっと夜な夜な黒魔術の薬が調合されているに違いない。
海沿いの家々が素敵すぎて、時間を忘れて写真を撮りまくった。
いにしえの黒魔術の島に自分が挨拶できるとしたら、なんとなくハープしかないと思った。
朝や夕方、日が強くない時間に海沿いで弾いてみた。
シキホールの自然の音の中に、自分のハープの音が混じるのが最初は不思議な感じがした。
でも弾いてるうちに少しずつ馴染んだ。
ただ、自分は何もしていないのに、何かの音に共鳴して、ハープが勝手に鳴り出すことがたくさんあった。
こえーよ黒魔術の島!!
昔観た「世にも奇妙な物語」で、東南アジアの離島を訪れた男女が原住民に呪い殺される話を思い出した。
の、呪わないでね。。
録画してみたのでよかったらどうぞ!
なんか優雅に見えるかもしれないけど、実際は潮風でベタベタで砂まみれになって蟻に噛まれたり蟹に登ってこられたり犬に吠えられたり子どもにパンツ見られたり、まぁ大変でしたw
夜になって、昨日ドゥマゲッティから一緒に来たAさんご夫妻が遊びに来てくれた。
宿のレストランで一緒に夕食を食べながら、たくさん話をした。
もう最高に面白くて、素敵すぎる夫婦。
こんな夫婦現実にいるんだってくらいの。
まず、まだ20代にして海外滞在歴が豊富すぎる。むしろ日本にほとんど住んでない。
ご主人のユーキくんのキャラが強烈。野湯フェチに会ったの人生で初めて。
と思ったら奥さんのカオリちゃんも負けず劣らずぶっとんでた。結婚後も台湾に1人で3カ月住んじゃったり。
2人にドイツの全裸混浴風呂を激押しされたけど、自分無理っすすみません。。
海外滞在が続いていたこともあって、今後はしばらく日本で暮らしたいと言っていた。
経験と思考が一周まわって戻ってくるのが早すぎる。
自分なんか、33にしてやっと外に目を向けて出てきたばっかりなのに。
極め付けに、2人ともまるでモデルさんのような美男美女です。一体なんなんだこの夫婦w
ドゥマゲッティに戻ってからも遊ぼうね!
あ、夕食はハンバーガー食べました。
美味しかった!
この宿のレストランは結構安定して美味しいと思う。
水シャワーも虫もいつの間にか平気になってしまった。
人間の環境適応能力をなめていた。
24時就寝。
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