Blog, キルギス
(アラコル湖トレッキング編の前に)愚かすぎた自分にできる唯一の懺悔
前回記事に書いた通り、8/23から2泊3日のアラコル湖トレッキングに行ってきました。
アラコル湖からアルティン・アラシャンに向かうキャンプ泊必須のルートです。
が、私はとんでもないミスを犯しました。
それは、
ルートを自分自身でちゃんと調べず
トレッキングについて何の知識も持たず
専用の装備を何も持たず
のほほんとハイキング気分で出発してしまったことです。
食糧は少しのパンと果物と水のみ。
防寒着なし。
雨具なし。
寝袋なし。
そんな私の当時の格好が
こちらです。
ネルシャツ、Gパン、ハット、スニーカー、片掛けリュック、果物を入れた手提げ袋。
上着はバッグの中に薄手のパーカー1枚のみ。
結果どうなったかというと、たくさんの人に迷惑をかけてしまいました。
自分自身の体力・気力も、そりゃあもうとんでもなくしんどかったですが、何よりも
現地の皆さんや他のトレッカーさんたちに迷惑を掛けてしまったこと
「日本人は浅はかだ」というイメージを持たれてしまったかもしれないこと
これが本当に辛く、心の底から自分を恥じ、後悔しました。
トレッキング初心者の私にとって、道程は恐ろしく険しく、大げさじゃなく何度か「死ぬかも」と思いました。
※ちゃんと知識を持って準備して臨む分には大丈夫なコースな筈です!
愚かすぎた自分が五体満足で帰ってこれたのは、たくさんの人に迷惑を掛けて、助けてもらってしまったからに他なりません。
素晴らしい絶景を見ることができました。
楽しい思い出もたくさんできた。
「行ってよかった」と心の底から思います。
でも、「行くべきではなかった」。
自分の浅はかな行動を強く強く反省しています。
「そんな馬鹿はお前くらいだよ!」って思われても当然ですが、キャンプサイトで助けてくれたキルギス人たちは「日本人は軽装で来る人が多い」と言っていました。
私のようにハイキング気分でフラッと行ってしまう日本人が他にもいるのかもしれません。
私なんぞに言われてもという感じでしょうが、既にやらかしてしまった私ができる唯一の懺悔は、同じ轍を踏む人が少しでも減るよう呼びかけることだけです。
以下、どうかご一読ください。
カラコル→アラコル湖→アルティン・アラシャンのルートは、通常ルートの何倍もしんどいです!
もし現地の人に「簡単だよ」と勧められたとしても、決して軽装では行かないようにしましょう!
そもそも山頂めちゃめちゃ寒いです!
特に1つ目のキャンプサイトからアルティン・アラシャンまで1日で抜けるのはかなりハードです。
(自分たちはポーターがついてくれたにもかかわらず辿り着けませんでした)
どうか慎重な判断を!
途中かなり滑りやすい道や川渡りが多いので、必ず滑りにくい靴とグローブ、できればトレキングポールの携帯をオススメします。
天気が変わりやすいのでレインウェアも必須です!
1つ目のキャンプサイト(9月末まで営業)とアラコル湖横のキャンプサイト(8月末まで営業)では、有料で設営済テント・食事の提供を受けることができます。
ただし防寒着や寝袋の用意は基本的にないので持参必須です。
(自分は現地スタッフの好意でお借りしてしまいました)
2つ目のキャンプサイトは木造り小屋があるのみなのでご注意ください。
カラコルの街で各装備をレンタルできる他、ガイド兼ポーターを雇うことも可能だそうです。
もし私のようにほとんど経験無しで臨む場合は、できるだけ詳しい人にちゃんと相談して、しっかり準備していくことを強く強くオススメします!
間違っても
以上、懺悔終了。
懺悔ばかり書いても、読んでくださる皆さんもつまらないでしょうし、助けてくれた人たちにもアラコル湖にも逆に失礼だと思うので、次の記事からは3日間のトレッキングの様子をフラットに綴ります。
アラコル湖に罪はない!
悪いのは愚かすぎた自分だけです。
なんてったって、アラコル湖及び道程の景色は
最っっっ高に素晴らしかったですから!!
お楽しみに!
コメント2件
シモーネ | 2016.09.03 2:45
>Ljsさん
3333階段!
懐かしい!
小学生の時に社会科見学で登りました。
きつかった〜。。
いつもありがとうございます^ ^
Ljs | 2016.09.02 9:12
カントのです。 ^^
私も同じアトウルよ。
写真の服装が好き見えると思った
多くの準備をすべきかを見て。
韓国はアップデートランキングも保存図面が無難です。
安全旅行します。
昨日はtvで熊本県の3333 ?階段が出てきてよかった~~