Blog, タイ
パゴダの舞姫に会いに行こう
***
リアルタイムは中国のトルファン(新疆ウイグル自治区)にいます。
wifiが激弱な上に、何故かVPNが全くつながらず。。
LINE、Facebookなどでご連絡いただいている方、反応できず申し訳ありません!
VPNつながり次第お返事します。
***
チェンマイに来たら絶対観たかったもの、それがタイ北部の伝統舞踊だ。
これが目的でチェンマイまで来たと言っても過言ではない。
自分がずっとやってきたマンドリン音楽に、鈴木静一作曲「パゴダの舞姫」という有名な曲がある。
この曲の着想元がタイの宮廷舞踊らしい。
この曲が大好きで、いつか弾いてみたいと思いつつ、残念ながら未だに機会がない。
いつか弾くときに備えて、本場の舞からインスピレーションを得ておこう。
伝統舞踊はチェンマイ郊外にある「チェンマイオールドカルチュラルセンター」というところで観ることができる。
タイの宮廷料理「カントーク」と伝統舞踊鑑賞のセットでツアーがたくさん出ている。
自分はslow houseのすぐ近くにある「ランベルツアー」という代理店で個人ツアーを申し込んだ。950バーツ(¥2,768くらい)、送迎あり、ガイドなし。
ちなみに同じ値段で何故か2種類から選ばされたんだけど、違いを聞いたら「一つは料理が美味しいけど踊りは普通、もう一つは踊りが面白くて料理はイマイチ」というなかなか不自由な二択だった。
19時に宿を出発して、20分くらいで会場に着いた。
舞台の前が大きな野外広場になっていて、客席はその広場を取り囲んで設置されていた。
座椅子はほとんど寝椅子のような形状で、
こんな風にほぼ寝っ転がって鑑賞する。
日本人の感覚だと行儀悪い気がしてしまう^ ^;
でも宮廷貴族気分は高まる。
踊りの前にカントーク料理をいただく。
脚のついたお盆におかずが数種類乗って出てきた。
最初の選択で「踊りが面白くて料理はイマイチ」の方を選んだからか、味はあんまり美味しくなかった(すみません!)
でもこういうのは雰囲気が大事だと思うんだよね。雰囲気は最高でした!
デザートのフルーツを食べる頃になって、楽隊による前奏が始まった。
小さな縦笛、琵琶っぽい絃楽器、鍵が縦に並んだ鉄琴など、見たことのない楽器ばかり。
音色も独特で自分には馴染みのないものだった。
全部タイの民族楽器なんだろうか。
トレモロ上手だったな。
演奏をバックに踊り子たちがゆっくりと入場してきた。
レップ(金色の長いつけ爪)をつけて身体をゆったりくねらせて踊る。
「パゴダの舞姫」で言うところの「王の出場とフォンレップ舞曲」にあたるのかもしれない。
ただ「パゴダ(仏塔)」の頭飾りは付けていない。
レップを付けた舞以外にもいろんな伝統舞踊をやってくれた。
衣装がとっても華やかで可愛い。
この舞は頭にパゴダを付けていた。
音楽の雰囲気も「パゴダの舞姫」にちょっと似てたなぁ。
タイ舞踊の音楽はあまりメロディーが無くて、シンプルな旋律を複数パターンのリズムでひたすら繰り返していくかたちだった。
繰り返すごとにアッチェルがかかり、リズムも複雑になり、踊りも激しくなっていく。
どこかトランス状態を誘発するような音楽だった。
この木琴の奏者とか、アッチェルかかりすぎて神業的速度で鍵盤を叩いていた。
踊りよりもこっちばかり見てしまった。
てっきり女性の舞だけだと思い込んでいたら、男性の舞もあって嬉しかった。
細マッチョでかっこいいです! 女性におすすめです。
これは流々舞みたいなやつ。戦士2人が踊りながら戦う。
「攻防力65!」とか聞こえてきそうだった。
これは剣を口に咥えたり手で振り回しながら踊る舞。
これかっこよかったなー!
タイ舞踊よりもこっちを習ってみたくなった。
でも一番イケメンだったのは、楽隊の太鼓持ちのお兄さん。
タイのイケメンNo.1の称号を勝手に差し上げた。(シモーネ基準)
想像以上に面白かった伝統舞踊鑑賞!
タイ美女はもちろん、メンズ鑑賞としてもおすすめです。
ブログランキングに参加しています!
↓クリックをいただけると励みになります。
にほんブログ村