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gmailアカウントで取り返しのつかないミスをした話
タイトルの通り、gmailアカウントで取り返しのつかないミスをしたので、今日は日記をお休みしてその記録を残します。
気づけば世の中、すっかりgoogleのサービスに取り囲まれている。
ブラウザ、メール、地図、写真、翻訳、ドキュメント諸々。
実際、パソコンとネットを使って活動する上で、googleのサービスを一つも利用せずにいることは不可能に近いのではないだろうか。
私ももはやその恩恵無しでは活動できない人間の一人である。
私が持つ情報のほとんどはgoogleに集約されていると言っても過言ではない。
うーむ、改めて言葉にするとなかなか恐ろしい事態ですなこれは。
以下はそれで肝を冷やした失敗談です。
1．新規のアカウントをつくるはずが…
昨夜、学校から依頼を受けた作業を進めていた私は、とあるサービスを利用するために新規のgmailアカウントが必要になり、学校用に新しくアカウントをつくることにした。
gmailのアカウントはもう何度もつくっていてお手の物のつもりだった。
まず新規アカウント用の氏名と、gmailのアドレスを入力。それぞれ学校のアカウントだとわかりやすい名前に設定した。
続いて、再設定用のメールアドレスを入力。
学校用のアカウントではあるが、ここは後で変更もできるので、とりいそぎ自分が普段使っているgoogle以外のフリーメールを入力しておくことにした。
で、これが今回の取り返しのつかない失敗ポイントでした。
というのも、実は私は自分用のメインのgoogleアカウントにこのフリーメールアドレスを設定していたのだ。
（参考：Gmail以外のメールアドレスを使ってGoogleアカウントを取得する手順）
これの何がまずかったかというと、なんと今回、別の新規gmailアカウントの再設定用メールアドレスとしてこのフリーメールアドレスを入力したことにより、私個人のgoogleアカウントと今回の新規gmailアカウントが同一アカウントと自動認識されてしまい、私個人のgoogleアカウントのメールアドレスが今回の新規gmailアドレスに変更されてしまったのだ。
（ちなみにアドレスだけでなく氏名も自動で変更されてしまった）
異変に気付いたのは、自分のスマホからgoogle photosにアクセスしようとしたときだ。
ログイン候補から元のフリーアドレスアカウントが消えており、新規に学校用につくったアカウントが表示されていた。
学校用でログインしてみたら自分の個人保管写真が表示されたので、そこでやっと事態を把握した。
つまり見た目としては、私の個人データが全て学校用につくったアカウントに入ってしまったことになる。
やってまった…！
2．恐ろしすぎる仕様！ 一度設定したgmailアドレスは変更できない
こうして事態を把握した私がまずトライしたのは当然、メールアドレスの再変更だ。
学校用のメールアドレスを再び自分のフリーアドレスに戻せばいいのだ。学校用の新規アカウントはまた別途つくればよい。
が、googleアカウントの設定ページから変更を試みると、そこには「gmailアドレスは変更できません」の文字が。
いやいやまさかそんなはずはとググってみるも、どうやらガチのようだった。つまり、
一度設定したgmailアドレス（@gmail.com）は二度と変更できない。
何その鬼仕様！
知らなかったよ！
もしかして常識ですか？
3．諦めて全データの移行を決意
アドレスが変更できないとわかってからも、何とか抜け道はないかとネットを検索しまくっていたのだが、状況を見かねたOから「おとなしくデータを移行するのが結果的に一番早いと思うよ」と、引導を渡された。
やっぱりそれしかないかー！！
泣く泣く、自分用につくっていた他のgoogleアカウントにデータを移すことにした。
※私は試しませんでしたが、googleサポートセンターに問い合せてみるというのもアリかもしれません。
（参考：Googleに問い合わせをする方法）
まぁ幸い、このフリーアドレスアカウントをメインで使っていたのはフィリピンに来てからなので、データといっても大きくはgoogle driveとgoogle photosの2つ。
しかしそのgoogle photosがなぁ。。
先日も書いた通り、データをFrickerから引っ越したばかりなので、量がはんぱない。
嫌な予感しかしない。
4．データの移行は意外と簡単
Frickerからの引っ越しばりの苦労を想定したが、調べてみると、googleアカウント間の移行は驚くほど簡単だった。
まずgoogle photos。
これは移行元アカウントのgoogle photos全体を移行先アカウントに共有し、その後移行先アカウントのライブラリに全写真を保存すればOK。
（参考：Googleフォトの写真を別アカウントと共有する方法!）
※↑の参考ページでは一部の写真のみ共有していますが、全写真を共有したい場合は「設定」から「共有パートナーアカウントを追加」でライブラリ自体を共有できます。
続いてgoogle drive。
こちらは移行元アカウントのドキュメントを移行先アカウントに共有した後、オーナー権を移行先アカウントに譲渡すればOK。
（参考：Googleドライブのデータを他のアカウントに移動する方法）
どっちもあっという間に移行完了した。
さすがGoogle！ 素晴らしい！
でもやっぱりUI的にはいろいろとわかりづらいよなぁ。
google photosに写真の全選択機能がないのは一体なぜなんや。
そもそも今回のメールアドレスの自動同期も、もうちょっとわかりやすいアラートを出してくれれば防げた気が。
（ちゃんと覚えていませんが何らかのアラートは出ていた気がします。読み飛ばしてしましました←）
いや、まぁ、100％自分のミスですけど。
以上、事態発覚から移行完了までのすったもんだに2時間以上費やした。
いやーマニラで国内線に乗り遅れたとき以来にめちゃめちゃ焦った！
おそらくかなりレアケースだと思うが（そもそもgoogle以外のフリーアドレスでgoogleアカウントを利用していたのがレア？）、同じ失敗を繰り返さないために、自戒を込めて。
