Blog, ドイツ

リア充の巣窟に見える

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2016/9/30
プラハ→ベルリン

 
今日はプラハを出て、次の国ドイツのベルリンへ移動する。
本当はベルリンの前にドレスデンに寄りたかったんだけど、ドレスデンの宿代が高すぎて断念した。

 
ところで昨日の夜から今朝にかけてちょっとした出来事があった。

 
一つ目。
同室の男性が部屋に彼女を連れ込んだ。
そして一つのベッドで一緒に寝だした

こ、これは…!
ドミトリーではこういう人たちに出くわすこともあると聞いていたけど、自分は今回初めて遭遇した。
ほ、本当にいるんだな。。
天然記念物に出会った気分だ。

今まではあんまりイメージ湧かなかったけど、
これはあれですね。
想像以上に嫌ですね。
嫌すぎて怒りすら感じて、そんな自分に自分で驚いた。
やられてみて初めてわかった。
こんなに嫌なものだとは。

しかも自分たちの部屋はベッド間の距離が超近くて、

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この写真の手前右が自分のベッドで、左がカップルが寝だしたベッドなんですよ。
さすがにあんまりじゃね?

もし事に及び始めたらさすがに「止めて」って言おうと思ったけど、幸い一緒に寝ただけだった。
でもそれでもすごく嫌だったなぁ。
自分の心が狭いんだろうか。。

いやいや待て待て、そんなわけあるか。
一緒に寝たいんだったら個室取りやがれバカヤロー!

 
事件二つ目。
起きたら同室の3つ目のベッドの女の子が号泣していた。
何事かと思ったら、「朝起きたらiPhoneが無くなっていた」と。
まさか盗難か…?
ただ、本人はいつ無くしたかイマイチ記憶がないらしかった。
(昨夜酔っ払って遅くに帰ってきたっぽかった)

泣き腫らした目で「ねぇ本当に知らない? 本当に知らない?」って何度も聞いてくるんだけど、うう、ごめん、本当に知らない。。
自分にコナンばりの推理力があれば。。
何の力にもなれなかった。
てか、もしかしたら盗んだと疑われてたのかもしれない。

バスの時間が迫っていたので、「見つかるといいね」とこの上なく無責任な声かけをしてチェックアウトしたけど、心にモヤモヤが残った。
どうすればよかったんだろう。
目の前で自分の荷物を全部開いて見せてあげればよかったのかなぁ。
でも何も言われてないのに、自分からそんなことするのも逆に失礼だろうか。

そして例のカップルのことも気になっていた。
朝起きたら、男性が連れ込んだ女性の方だけいなくなっていたのだ。
部屋のベッドは3つ、いたのは4人だけだから、盗難だとしたら同室のメンバーが疑わしい。
安直な自分はつい、消えた女性を疑ってしまった。

でも隣の部屋とつながっているからそっちの人も入ってこれるし、そもそも盗難かどうかもはっきりしない。
自分が特定の人を疑ってしまったのも、元々持っていた心象が悪かったからに過ぎない。

 
これらの出来事は自分の中で印象深くて、今でもときどき思い出して考え込むことがある。
カップルに対して抱いた、自分でも意外なほどの嫌悪感。
その心象とiPhone消失を安直に結びつけてしまったことへの反省。
そしてこういう事態に自分はどう対応すべきだったのか。

 
…真面目か(´Д` )

 
モヤモヤしているうちにバス停に着いた。
プラハ→ベルリンのバスも、チェスキークルムロフに行ったときと同じstudent agencyでネット予約した。
ベルリンまで25ユーロ。
ヨーロッパは列車移動が多そうなイメージだったけど、圧倒的にバスが安いので気づけばバスばかり使っている。
この後の旅程でもバスを使い倒すことになる。

 
5時間弱でベルリンのバスターミナルに到着。
宿までは歩いていけそうだったので歩いた。

 
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happy go & lucky hostel
混合ドミトリー 1泊14ユーロ

クチコミはあまり良くなかったけど、部屋広いしキッチンあるし好きな宿だった。
ただ、キッチンは調理道具が小鍋一つしかなかった。。
包丁もフライパンもないなんて(´Д` )

 
ところでヨーロッパに入ってから食のことをほとんど書いていないけど、基本的に自炊してます。
出発前は「普段も自炊しないのに世界一周中できるわけない」と思ってたけど、あれですね、人間追い詰められると何でもしますね

自炊に走る理由は大きく3つある。

1.品数が足りない
自分が日本人だからだと思うんだけど、海外のレストランの「一品」がどうしても物足りなくて、つい定食とかセット的なものを食べたくなる。
味が単調で飽きちゃうんだろうな。贅沢な話だけど。
せめてサラダ・おかず・フルーツくらいでいいから、種類が欲しいのだ。
自炊だとそれが可能。

2.高い
物価が高いのと一人だと割高なのと。
安めのレストランでもチップ込みで15ユーロくらいいってしまう。
宿代も高いから食にそんなに払う気になれない(´Д` )

3.レストランの雰囲気がリア充すぎる
ヨーロッパのレストランって、日本人からするとやけにオシャレじゃないですか…?
日本でさえオシャレレストランには一人で行けない自分にとって、ヨーロッパのレストランはリア充の巣窟に見えるのだ。
もっとこう、吉牛とかバーミヤン的な所があるといいんだけどなぁ。(←日本に帰れ)
ちなみにフードコートや市場の屋台だったら大丈夫。
あと、何故かカフェだったらどんなにオシャレでも入れる。
自分の中で「カフェ=一人でも楽しめる場所」「レストラン=誰かと一緒に楽しむ場所」って固定観念があるのかもなぁ。
他の一人旅のみなさんはヨーロッパのオシャレレストランもガンガン行ってるんだろうか。

 
ところで、今回のベルリンの宿の近くにはなんとアジアンフード専門のマーケットがあり、

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日本食なんでも売ってた。
思わず泣いた。

で、泊まった4日間ずっと

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これ食べてました。
水餃子と素麺。
最高に幸せだった。
麺つゆ神!

 
 
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2016-10-09 | Posted in Blog, ドイツNo Comments » 
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