Blog, チェコ

錬金術の本場に来たらエリクサーを探せ

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2016/9/29
プラハ

 
あっという間にプラハ最終日。
今日は夜に友人と会う約束がある。
その前にどうしても行っておきたい場所があった。
それがこちらの、

 
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Speculum Alchemiae
錬金術博物館

 
見よ、このブダペスト王宮地下迷宮に負けずとも劣らない厨二病感溢れるネーミング!

 
世界三大魔術都市プラハ。
プラハの魔術、いやヨーロッパの魔術、いや世界の魔術で最もポピュラーなのが「錬金術」だ。

錬金術という名前から金の創出だけを想像しがちだが、実は錬金術研究の最大の目的は、不老不死を可能にする「賢者の石」を生み出すことだったという。
そうです、あの世界一有名な魔法使い小説シリーズ第1作のタイトルにもなっているあの賢者の石です。

そしてもう一つ、錬金術によって生み出される代物で絶対外せないのが、万能薬「エリクサー」。
そうです、あの世界的に有名なRPGシリーズでお馴染みの回復アイテム、あのエリクサーです。

 
いやいや所詮空想非科学、オカルトじゃねーかって思われそうですが、しかしながら錬金術研究が果たしてきた功績は実はとても大きく、現代社会においても我々の生活と密接に関わっているのだ。
※According to Wikipedia

例えば、
ヒ素を発見したのは錬金術師。
白磁の製法を発見したのも錬金術師。
火薬を発明したのも中国の錬金術師。
硝酸や硫酸を生み出したのもイスラムの錬金術師。

いやはや、すごくないすか。
錬金術師の皆さんが、賢者の石を求めてどんだけいろんな物質を混ぜまくって煮立てまくってきたかがうかがえる。

万有引力を発見したニュートンも錬金術研究に関わっていたらしいし、自然科学の発展に錬金術が大きく寄与したと論じる歴史学者もいるそうだ。
近年では非科学的イメージを脱却し、化学研究のいち手法として錬金術を再評価する動きもあるらしい。

 
まぁ、バリバリ厨二病拗らせ系・一番嫌いな教科が化学だった自分は、どっちかというとオカルト設定の錬金術の方が好きですが(←)
なんにせよ、世界三大魔術都市という絶好のロケーションで、この「錬金術博物館」は自分的に絶対に外せないスポットなのである。

 
この博物館は決まった時間に行われるガイドツアーに参加して鑑賞するシステムだった。
自分以外にカップル1組と男女3人グループが一緒に参加した。

 
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こちらがガイドさん。
モナリザ的なミステリアスさを醸し出す風貌で、話し方もやや陰鬱。
演出として演技しているんだとしたら素晴らしいプロ意識だ。
確かドミニカみたいな名前だったと思うんだけど、個人的な都合でミザリィと呼ばせていただく(←)
今の若い人はもうアウターゾーン知らなそうだなー

 
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早速中へ。
一部屋目から作り込みがすごい。
部屋の装飾、調度品、小道具が細部まで凝りに凝っている。
こういう場所はB級感を楽しむのが定石だが、ここに関しては錬金術師気分をリアルに楽しめると思って差し支えないだろう。

 
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ガイドさんが本棚の隠し扉を開けてくれて地下の部屋へ。
ベタだ! だがそれもまた良し!

 
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地下は調合室になっていた。
こちらも本気度がうかがえる素晴らしいつくり込み。
ちゃんとフラスコの中で液体が煮だつゴポゴポ音まで再現されていた。

 
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プラハが生んだ錬金術師の一人、ラビ・レーヴの肖像画。
横にいるのはゴーレム。
ええ、あのRPGのモンスターでお馴染みのゴーレムです。
なんと彼はゴーレムという生命体を作り出してしまった錬金術師なのだ!
もーたまらんでしょプラハ!
どんだけだよ!

各部屋の作り込みに対してこの絵だけやっつけ感が目立つ気がしないでもないがそれもまた良し!

伝説では、国に悪用されることを恐れたラビ・レーヴがゴーレムを土に返してしまったけど、その体は今もプラハのシナゴーグの下に眠っていると言われています…とミザリィが意味深な締めくくりをしてガイドツアーは終了した。
終わり方も余韻が残って完璧だ。
ありがとうミザリィ! 面白かった!

 
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ショップには錬金術関連の書籍がたくさんあってそそられる(読めないくせに)

 
そしてですね、驚くべきことにこのショップではなんと、

 
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あの万能薬「エリクサー」が買えます!(どーん)

フィリピンのシキホール島で惚れ薬が買えると知ったときと同じくらい興奮した。
ええもちろん買いました! 34ユーロ。
めっちゃどこかで割りそう!

 
いやー満足です。
これでもうプラハに思い残すことはない。
ありがとう魔術都市!

 
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16時に友人との約束の場所へ。
プラハで一番、いや世界で一番美味くて安いビールを出すという伝説のパブ「金の虎」へ。

ここで再会したのは、史音さん・じゅん君に引き続き3人目、旅友会in関東メンバーのまこっちゃん!
日本で会を開いたとき「世界で会おう!」が合言葉になってたけど、すごい、本当に続々と再会してる!

まこっちゃんも自分と同じフィリピン留学から世界一周をスタートして、学校卒業後ロシアを西へ進むも、途中でなんと盗難に遭い一時帰国。
その後再びロシアから旅を再開し、ここ中欧で時期が被って会えることになった。

 
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いやー楽しい夜だった!!
お互いのこれまでの旅のこと、一番好きだった場所はどこか、今後のルートなど、ほんと旅人同士は話が尽きない。
英語学習の話ができたのも嬉しかった。
上達したい故の葛藤や、先生たちとのコミュニケーション、フィリピン留学あるある等。
まこっちゃんは私からすると既にかなり英語上級者な上、宗教や海外事情に関する知識もとても豊富で、参考になる話がたくさん聞けた。
ありがとうまこっちゃん!
会えて嬉しかった!
また会おう!!

ああ、できることなら他のみんなとも再会したいなぁ。
みんなの冒険談を聞くのが楽しみで仕方がない。

 
たった3日間のチェコ滞在。
短かったけど満足できた。
明日はヨーロッパ4カ国目へ移動する。

 
 
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2016-10-08 | Posted in Blog, チェコNo Comments » 
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