Blog, モロッコ
嘘じゃなかった！青すぎる街シャウエン
2016/11/8
フェズ→シャウエン
モロッコ旅もいよいよ佳境！
ラストスポットのシャウエンへ移動する。
「青の街シャウエン」は、モロッコで一番来たい街だった。
シャウエンの写真を初めて見たときの衝撃が忘れられない。
以来、実際にこの目で見る瞬間をずっと夢見てきた。
フェズからシャウエンへは、この旅初の国営バス「CTM」で向かう。
チケットはすぐ売り切れてしまうと聞いたので、事前にネットで購入しておいた。
片道75ディルハム（￥817くらい）。
CTMのバス停は、新市街のフェズ駅から南へ下ったこちらにある。
スプラトゥールのバス停とは離れているのでご注意ください。
（自分はてっきりスプラトゥールと近いと思い込んで駅前の宿を取っていた）
根性でCTMのバス停まで歩き、荷物を預けて無事乗車。
さすが国営、ターミナルもバスも立派だった。
乗った後で係員のおじちゃんに「これシャウエン行きですよね」と聞いたら、悲しい顔で「シャウエンには行かないよ」と言われた。
えっマジか！と焦って降りようとしたら「嘘だよー」って笑われた。
おじちゃん…！ 心臓に悪すぎるよ(´Д` )
隣に座ってた現地の女の人たちも笑っていた。
なんかちょっとほっこりした。
約4時間、シャウエンの青い街並みが見えてきた。
遂に来たぞシャウエン…！
バスターミナルから旧市街の宿までは約2km。
かなりの坂道だったので大人しくタクシーに乗った。
タクシーのおじちゃんはにこやかに「日本人？ シャウエンは初めて？ ウェルカム！」って言ってくれた。
さて、シャウエンの宿がこちら。
ダル・アントニオ
シングル1泊15ユーロ
なんだこの宿はーーー
可愛すぎる！！
アントニオさんっていうおじさまがオーナーさんなんですけどね、
中身女子なんじゃないかって疑ってしまう。
それくらいインテリアのセンスが女性のツボを押さえているというか、もう神がかっている。
世界で一番メルヘンな鳥籠はシャウエンにあった
キッチンも可愛いんだまた！
手すり…手すり？
部屋もたくさん見せてもらったんですけどね
たまんねーーー
悶絶しそう。
で、自分の部屋はこちら
シャウエンのブルーカラー！
ああ、この部屋をこのまま持ち帰りたい。
サイドテーブルも
鏡も
キーホルダーまでど真ん中すぎる
このツボだけ「ん？」ってなったけど。
いや好きだけどね。
もうウズウズしてどうしようもない。
部屋に荷物を置いて早速街歩きへ。
実は心のどこかで疑っていた。
こんな青い街あるわけねーと。
青い理由も「元々住んでいたユダヤ教徒にとって神聖な色だったから」とか「蚊が寄ってこない色だから」とか、どうも嘘っぽいし。
みんな極端に青いところだけ写真に写してるんじゃねーかと疑っていた。
でもみなさん、
青い街シャウエンは、
本当にありました！！
実在しましたよー！！
以下、証拠写真。
ははははは
なんかもう、青すぎて笑ってしまう
視覚的にとても涼しい
魔法か何かでつくられた世界のようだ
壁だけ撮ると壁に見えない
パステルブルーを中心に、濃いブルーや白がうまく組み合わせられている。
特に白とのバランスがすごくオシャレだ。
本当に住民が各々の裁量で塗ってるんだろうか。
実は秘密のアートディレクターが全て指示しているんじゃないかとか思ってしまう。
モロッコ人センス良すぎる！
街が山壁に迷路のようにつくられているのもシャウエンの面白いところだ。
どこまでも青い道をひらすら迷っていると、本当にファンタジーの世界に入り込んでしまった気がしてくる。
あーーー
幸せだーーー
モロッコ来てよかった！
世界一周決めてよかった！
仕事辞めてよかったー！（←遡りすぎ）
こうしてテンションがバカになってしまった自分は、翌日遂にモロッコ初、いやこの旅初の買い物地獄に走るのだった。
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